
「人の心を動かすクリエイティブな仕事がしたい」。そんな思いから、私は広告代理店を第一志望に就職活動をスタートしました。しかし、他社の会社説明会で知り合った仲間から空間プロデュース業界の存在を知らされ、すぐにこの業界に興味を持ち、調べていったなかで出会ったのが丹青社です。最終的に広告代理店からも内定を頂きましたが、私の心は「空間」が持つ大きな可能性に強く惹きつけられていました。当時はちょうどヴィーナスフォートなどのオープンが話題になっていた時期で、そこに丹青社が関わっていることも知り、入社の意志を固めました。

私が担当している「文化空間」では、主に博物館や科学館、資料館といった公共施設における展示や演出等の企画から設計・施工の仕事を手掛けています。特に博物館の分野では、当社は業界トップの実績を持っており、シンクタンクである丹青研究所の存在と併せて、全国の官公庁からも一目置かれる存在と自負しています。
その中で私は東京と茨城を担当エリアとし、都や県、市区町村などの各自治体に対して営業活動を行っています。公共工事の受注には必ずコンペや入札といった過程を経ますが、それ以前に調査・計画段階から、私たちの持つ資料や情報を提供しながら、お客様のニーズを把握していくことが重要になります。
社内の設計や制作、積算部門と連携しながら、時には5~10年がかりの長いスパンで取り組むのが文化空間の特徴です。事業規模が大きいこと、また、社会に貢献できるということがこの分野ならではの魅力です。
| 8:00 | 8:45出社 メールチェック |
|---|---|
| 9:00 | 本日のスケジュール確認 営業資料(見積書、他)作成 |
| 11:00 | 科学館設計コンペの件でデザイナーと打ち合せ |
| 12:00 | 昼食 |
| 14:00 | 歴史系博物館にて学芸員と改装設計の打ち合せ |
| 16:00 | 区役所にて打ち合せ |
| 18:00 | 帰社 本日打ち合せを行った案件の報告メモを作成し、メールにて関係者へ配信 |
| 19:00 | 翌日以降のスケジュールを確認 営業資料(見積書、他)作成 |
| 21:00 | 21:30 業務終了 退出 帰宅 |
文化空間の営業の場合、主クライアントが官公庁であり、また博物館等の展示業務という、ある意味特殊な業務をやっているため、世間一般の営業と比べて自分がスキルアップできているのかが分かりにくい面があります。しかし、入社してからいくつかの案件を担当し、今、仕事がどんなステップにあって何をすればよいのかが、随分と分かるようになってきました。民間企業からも時々「自社の歴史館を作りたい」というニーズがあり、私たちが担当するのですが、最近では、ある事務機メーカーの歴史館の仕事が評価され、その会社のオフィスやショールームのリニューアルまで担当することができました。仕事の幅が広がっているのだと、それはとても大きな自信になっています。
今後は、自分なりのものさしを持つためにも、異業種の人たちとの交流も心掛けていきたいと考えています。

私たちの仕事は、デザイン・設計が生命線です。その付加価値が無いと仕事に繋がりません。それができる人材が社内にたくさんいることが丹青社の強みだと思います。また、博物館の展示分野を開拓してきた会社ですので、他社には無い歴史とノウハウを持っています。その蓄積と他社が追随できない設計力があるからこそお客様から信頼を頂き、仕事を任せて頂けています。しかし、伝統があるということには保守的な面も潜んでいるかもしれません。常に新しいものにチャレンジしていかないと進歩が止まってしまいます。私は今後、博物館に対するある種固定のイメージを覆すような斬新なものもつくっていきたい、そう思っています。


