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想いをカタチに -空間づくりのスペシャリスト-

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グロッサリーコート セルフィユ 表参道GYRE店

表参道にふさわしい「道の駅」を目指して。

素材重視の「より自然で美味しい」オリジナル瓶詰食品の開発・販売を通じて、オシャレで居心地の良い生活を提案し続けているセルフィユ。軽井沢を基点に、食空間創造メーカーとして全国に多くの業態・店舗を展開するなかで、グロッサリーコート業態の旗艦店舗として、けやき並木が続く表参道の中心に位置するGYREの地下1階にオープンしました。高級ブランドショップがエントランスを飾るという絶好のロケーションで、約60坪という店舗面積も、セルフィユの既存店舗を大きく上回ります。オーナーからの要望は、スイーツジャムから、ディップやドレッシングといった瓶詰商品全般と、国内外からの上質な食材を集めた「道の駅」をつくりたい、表参道にふさわしい落ち着いた大人の印象で、たとえばジャズが似合う空間にしたいというものでした。その実現とともに、周辺エリアでは珍しくフロアすべてが「食」に関する物販店という構成のなかで、さりげない個性の主張を目指しました。
グロッサリーコート・セルフィユ 表参道GYRE店 店頭
グロッサリーコート・セルフィユ 表参道GYRE店 店内

上質感に包まれた「にぎわい」空間を創造。

約1,200個の瓶を逆円すい形に組み上げたプリンジャムタワーをシンボルに、多種多様な商品構成による「にぎわい」で魅力づけをしながらも、上質感が隅々まで行き渡る空間。「キッチンへリゾートの風を」というブランドコンセプトを表わすため、床や壁、什器に使用した木素材の風合いや、色づかいにもひとつひとつこだわっています。また、什器の高さを抑え、店内の見通しを良くすることで、お客様の足が奥にあるプリンジャムタワーにまで自然と向かい、自信作の商品を「みつける楽しさ」も味わっていただけるように配慮。柱まわりには間接照明を配するなど、やさしく穏やかな空間を演出することで、商品個々の魅力を引き立て、キッチン空間における非日常の創造演出にひと役買っています。

担当者の想い

営業職 高下 真希子

夢とコストのバランスを取る難しさを実感。

「旗艦店舗を任せてくれたオーナーの期待に応えたい。」この想いは常に私の頭の中にありました。ただ、オーナーの要望をくみ取ったデザイナーの想いの実現と、コストや工期とのバランスを取ることは、スケジュールがタイトだっただけに正直大変でした。問題点を洗い出し、解決の難しさに愕然としながらも、「守るべきものは何か、調整すべきものは何か」を常に意識し、担当者の間で最後まで諦めずに議論を重ねることで、想いをカタチにできたと思います。この仕事を通じて、状況に応じたこまめな情報交換の重要性、そしてチームワークの大切さを改めて学びました。また、担当者がたまたま同じ年齢であったこともあり、お互いに刺激を受けながら、一緒に成長できたと感じています。難しかったけれどとても楽しかった。そんな記憶に残る仕事になりました。
デザイナー職 須川 悠理子

オーナーの誠実さに、私も誠実に応えたかった。

始めの内は60坪という広い店舗、そして先輩から引き継いだお客様というプレッシャーに緊張していました。しかし、打ち合わせで私がデザインを提案すると、次にはオーナーから商品MDを進化させたご提案をいただくということを繰り返す中で、オーナーの熱い想いと誠実さに感銘を受け、いつしか私もオーナーに負けない本気さで提案を出来るようになったと思います。商品はどれにも魅力があり、店の奥まで入ってもらえれば、きっと思わず「買い廻り」をしたくなるショップになるはず。後はいかに効果的な演出ができるのか。そこで考えたのが、プリンジャムタワーをシンボルにしたアイキャッチをつくることです。「日本ガラスびん協会」から特別賞をもらった瓶で瓶詰屋のエスプリを表現したかったのです。デザイナーの立場から商品ディスプレイにも関わり、バスケットや黒板、グラフィックパネルなどのビジュアルポイントも提案。この仕事に誠意を持って取り組んだことにより、その後の他の店舗の設計依頼をいただけたり、オーナーとの信頼関係を深めることができたりと、何より思い入れ深い案件となりました。
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