常磐自動車道 友部サービスエリア 下り線
「旅のドラマ」を演出する次世代型ドライバーズサポート空間
水戸エリアの歴史を物語る、「武家屋敷」をモダンにアレンジしてデザインした施設外観
事例概要
常磐自動車道の茨城エリアに位置する、友部サービスエリア。「クルマの旅に、もうひとつのよろこびを」というテーマのもと、地域性を取り入れた環境デザインとして“土地の記憶を背景とするシーンメイク”で、旅のドラマが演出されています。地域の魅力を「発見する・出会える場」であり、ゆったりとくつろげて癒される「休息の場」として、人々に安らぎと活力を生み出す、次世代型ドライバーズサポート空間です。
課題/テーマ
NEXCO東日本がサービスエリア・パーキングエリアのイメージを刷新するためのコンセプトのひとつとして掲げている、「ドラマチックエリア」をベースに、地域の特色を活かした施設イメージ・品揃えで、利用者にとっての「旅のドラマ」を演出する施設を実現すること。
解決策/実現策
水戸の地域性を考慮し、「武家屋敷」をモダンにアレンジしたスタイルの外観と、「蔵」をテーマにしたデザインを基調とする内観で、地域の幸が集まる賑わいの市場を演出。さらに、館内中央には自然光を取り入れた中庭を配置し、くつろぎの空間を創造しました。マーチャンダイジングにおいては、茨城県の特産品である海の幸・山の幸を多数取り揃えることで、利用者の旅を彩る、地域の特性を活かしたサービスエリアとなりました。
- 事業主
- 施設:ネクセリア東日本(株)、テナント:常盤観光(株)
- 業務範囲
- 開発コンサルティング、MD計画、建築設計、環境デザイン・設計、テナントデザイン・設計、テナント制作・施工
- 当社担当者
- プロジェクトマネジメント:佐藤龍也
開発コンサルティング、MD計画:(株)丹青モールマネジメント
建築設計:河野好一
環境デザイン・設計:羽岡昭雄(ディレクション)、林谷知明・久鍋太郎・可知友貴子(デザイン)、渡辺武(サイン)
テナントデザイン・設計:松田豪
- 受賞情報
- 「ディスプレイデザイン賞2011」優秀賞、「JCD DESIGN AWARD 2011」BEST100
- 所在地
- 茨城県
- オープン
- 2010年12月
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
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