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【about Tanseisha Group】

丹青社グループ

丹青社のグループ会社であり、ディスプレイのプロフェッショナル集団である『株式会社丹青ディスプレイ』。チームワークと卓越した技術力を武器に、装飾・展示・イベントにおける企画、デザイン・設計、制作・施工までをワンストップで手掛ける同社の強みや独自性について、推進統括部 統括部長の佐藤就に話を聞きました。

あらゆる領域の空間演出をワンストップで実現する
丹青ディスプレイの現在とこれから

佐藤 就 (さとう しゅう)

株式会社丹青ディスプレイ 推進統括部 統括部長
2005年に丹青ディスプレイにキャリア入社。前職での経験を活かしながら活躍フィールドを広げ、営業として顧客対応から協力会社とのやりとり、納品後の請求管理まで一連の業務に携わる。現在は推進統括部の統括部長として、商業・文化・プロモーションの3部門を管轄。


丹青ディスプレイロゴマーク

店舗などの商業空間、博物館などの⽂化空間、展⽰会などのイベント空間などの空間づくりを行っている丹青社の専門分野グループ会社として、「百貨店・商業空間のディスプレイ」「美術館・文化空間のディスプレイ」をデザイン、施工を行う。セールスプロモーション領域においても事業を展開し、「空間演出のプロフェッショナル」として、企画、デザイン・設計、制作・施工まで展示空間および装飾に関するプロセスを一貫して手がけワンストップでお客様のプロジェクトをサポートする。

※ニュースレター(2024/6)をPDFで見る

【1】少数精鋭だからこそのチームワークとクオリティ

私たち丹青ディスプレイは、短期的な催事を主に扱っており、ディスプレイ・空間演出のプロフェッショナルとして装飾・展示・イベントにおける企画、デザイン・設計、制作・施工をワンストップで提供しています。丹青社と事業領域を住み分けることで幅広くお客さまのニーズに対応し、グループ全体で付加価値をより生み出しています。

テーマパークや百貨店などのウィンドウを幅広く担当する商業ワイド部、美術館や博物館の企画展などを担う文化イベント部、イベントや展示会を中心としたプロモーション部の3つの部門で成り立っており、それぞれの専門性を活かしてお客さまの期待以上の空間を届けられるよう、日々の業務に取り組んでいます。少数精鋭の組織なので、特定の役割にとらわれずにチームワークを発揮してプロジェクトを推進できることが最大の特徴です。豊富な経験を持つベテランから、フレッシュな視点で新しい技術や演出を提案できる若手まで、チーム一丸となって細部のクオリティにこだわり、妥協することなく空間づくりに向き合っています。チームワークとクオリティを評価いただき、アニメイベントの事務局工事や周年で開催されている大型イベントの会場施工も含めて継続的に受注するなど、お客さまからの信頼を積み重ねることができていると自負しています。

また、特定の分野に偏らず幅広い領域の空間づくりに対応しているため、それぞれの知見を活かした空間づくりができることも強みです。私自身は3つの部門を管轄する立場なので、部門を横断したプロジェクトを増やし、会社としてのチームワークをより高めていこうと試行錯誤しているところです。

【2】著名アーティストとの豊富なコラボレーション実績

丹青ディスプレイの特徴として、著名なアーティストとのコラボ実績が豊富なことも挙げられます。古くからお付き合いのあるアーティストの方も多く、案件を通して継続的にコラボレーションを実現、特徴的な催しを実施してきました。

例えば、昭島市にある大型商業施設「モリタウン」のリニューアルプロジェクトでは、花をモチーフにした作品で知られるミレイヒロキさんとタッグを組み、「森に咲く花」をコンセプトにあらゆる手法を用いて作品を制作・展示。巨大バルーンや通路の装飾のみならず、ライブペインティングや子供が参加できるワークショップなどさまざまな取り組みに一貫したテーマで賑わいづくりを行いました。

また、世界的な特殊メイクアーティストAmazing JIROさんとも、複数のイベントなどでコラボさせていただきました。2018年に恵比寿で開催した「Re 又造 MATAZO KAYAMA展」では、ボディペイントなどを用いて画家の加山又造の作品を新たな解釈で再現した作品を制作いただき、展示しました。

今後は、強みであるチームワークにより磨きをかけていくことはもちろん、新たなお客さまとの取引も増やしていくために、営業力の強化にも力を入れていきたいと考えています。これまで受け継いできた技術力や培ってきた実績はさまざまな空間に活かせるはずなので、特定のジャンルに固執することなく裾野を広げていきたいです。

ミレイヒロキさんポートレート

ミレイヒロキさん

ミレイさんとヒロキさんの2人で1人の芸術家として活動。クレヨン、アクリル、スプレーなど多彩な画材を使用して描かれた花をモチーフとした作品が特徴。 TONNEINS(仏)の近代美術館、スペイン王室などに永久保存されている。

amazing_jiroポートレート

Amazing JIROさん

映画、ドラマ、CM、広告、イベント、ファッションなど、ジャンルを超えて多方面で活躍する特殊メイクアーティスト。世界70ケ国で読まれている『Make-up Artist Magazine』nite 「世界の注目アーティスト10人」に選出。

【代表メッセージ】

株式会社丹青ディスプレイ 代表取締役社長
岩尾 浩二郎

新型コロナウイルスの流行やテクノロジーの進化によって、人々が空間に求める価値は大きく変わってきています。現代のデジタル社会においては「いつでも・どこでも」が当たり前ですが、私たちはむしろ「今だけ、ここだけ」の価値、つまりこれまで得意としてきた短期展示空間というメディアでこそ、これからのニーズに応える体験価値を届けることができると考えています。特にテーマパークやゲームやアニメの関連イベントなどのエンターテイメント領域は、空間演出のみならず展示や物販や飲食や宿泊などさまざまな専門性が求められるため、広範囲にワンストップで対応できるグループの強みを活かす中核事業になっていくと考えています。今後も時代の流れを読みながら成長していきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。



※記載されている情報は、取材時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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