過去のコンテスト

テーマ

“ここち良さ”

審査基準

1.理解度

「ここち良さ」というテーマを理解し表現しているか。

2.着眼点

「オリジナリティを感じさせる「独⾃」の着眼点か。

3.可能性

「アイデア」の伸びしろや、「実現への可能性」を感じさせるものか。

募集内容

人との再会。場との再会。
徐々に戻りつつある日常。活動は再開され、たくさんの人が往来し、
「触れ合い」や「つながり」の意識が芽生え、取り戻されつつある今、
これからのあなたが“ここち良さ”を感じられる、リアル店舗の姿とは。

審査員

株式会社アダストリア
株式会社アルペン
株式会社カインズ
株式会社紀伊國屋書店
株式会社Creators’s NEXT
Jamo associates
JR西日本SC開発株式会社
スターバックスコーヒージャパン株式会社
日本ケンタッキー・フライド・チキン株式会社
三井不動産株式会社
株式会社ユナイテッドアローズ
LINE-INC.
ロイヤルホールディングス株式会社
株式会社ワークマン
株式会社丹青社

最優秀賞

作品名

HANABASHIRA

受賞者

佐藤陽介 栗山康輔 伏木航平 外山典志郎 遠藤瑞帆 / 株式会社竹中工務店

コンセプト

YouTube、メルカリなど、ICTの発展とともに個人が自らチャンスを掴み活躍する現代。これからの“ここち良さ”を感じられる商空間は、一方的に与えられるものではなく、自らつくり出すものではないだろうか。自らのやりたいことに挑戦し、その中で同じ志を持つ人や応援してくれるファンとリアルに出会う。来訪者は各個人のさまざまな才能やアイデア・活動と出会い、これまでにない刺激を受ける。そんな“ここち良さ”を感じる商空間を生み出す仕掛け「HANABASHIRA」を提案する。HANABASHIRAは建築物の柱の仕上げ部分に、個人のための商空間として利用できる平板、電気や水などのインフラを仕込んだものであり、アプリを使った予約1つで利用することができる。個人の活動に応じて、時間も広さ(=平板の本数)も決めることができるため、従来の店舗区画やイベント参加に比べて、格段に出店のハードルが低い。個人によって創られた商空間は柱を中心に展開し、個性あふれる楽しい雰囲気を来訪者に提供する。ここから様々なコミュニケーションが生まれ、また新たな個人活動が生まれていく。これはまさに個人の「やりたいこと」が花開く、次世代の商空間である。

優秀賞

作品名

であいのやおや

受賞者

佐菊地未愛 / 千葉工業大学 
鈴木香澄 / 仙台高専専門学校

コンセプト

見たことないものって、とっつきずらい。でも、「知らない」との新しい出会いってどこかワクワクする。本提案では、珍しい野菜の販売方法を考える。知らない野菜と出会って、種から収穫、料理になって私たちの口に入るまでをたどっていく。
それは、美術館のような、博物館のような、レストランのようなここは、未知の野菜と出会い、仲良くなるための 心地よい「であいのやおや」

学生賞

作品名

寝れるトイレ

受賞者

安原諒 谷口りん 古賀大嵩
/工学院大学大学院

コンセプト

トイレの利用用途は排泄行為にとどまらず、買い物の途中や勤務中の休憩、待ち合わせ前のちょっとした時間にもあるのではないか。普通のトイレに”ここちよい”仮眠ができるための機能を加え、「寝れるトイレ」が街中に付加されていく。

審査員特別賞

作品名

フードロス削減にここち良く参加できる小売店「ロスゼロ」

受賞者

櫻田航大

コンセプト

【企画概要】
「ロスゼロ」は、賞味期限の直前に割引をかけていく従来の食品小売販売手法とは異なり、賞味期限の近さに応じて販売価格に傾斜をかける販売手法。ロスゼロは、「どうせ割引がかかっていないならば賞味期限が遠い奥の商品を買った方がお得」、というてまえどりの矛盾を解消し、フードロスの削減に貢献する。
【背景・詳細】
フードロス削減に対する社会的要請を受け、多くの小売店は賞味期限の迫った食品に割引をかけることで、売れ残りの削減を進めている。また消費者に対しても、割引の有無を問わず、期限が迫っているものから購入するよう“てまえどり”の呼びかけが進んでいる。しかし“てまえどり”は、できるだけ新鮮な食品を買いたい消費者に、少なからず“損した感”を課すものとなり、ここち悪さに繋がっている。そこで、フードロス削減にここち良く参加できる小売店「ロスゼロ」を企画した。「ロスゼロ」は、賞味期限の近さに応じて販売価格に傾斜をかけることで、“てまえどり”をする人の“損感”を払拭する。「ロスゼロ」を通じて、誰もがここち良くフードロス削減に貢献できる体制を構築し、人にも環境にも優しい小売店経営を実現する。

作品名

半外部空間付店舗は住宅地をここち良くする

受賞者

橋本翔太郎

コンセプト

密集した住宅地に商業空間を挿入し、周辺を含めて”ここち良い空間”をつくる提案である。IT技術の発達、「働き方改革」の流れ、コロナ禍によりテレワークや2拠点生活など多様な働き方が選択できる時代となり、帰る場所という意味合いが強かった住宅地はより多くの時間を過ごす場所となった。滞在する人が増えた住宅地の通風、採光などの環境面を改善したい。昨今その存在が問題となっている空き家を半外部空間を設けるように改修し店舗とする。そうすることで密集した住宅地にスキマが生まれ、光や風が入り込み自店とその周辺をここち良い空間とする。店舗が出来る事でその周辺にまで良い影響を与えられることが次世代の店舗のあるべき姿だと考える。

作品名

カイベンラボ

受賞者

鴨川昭雄 / 株式会社アダル

コンセプト

密集した住宅地に商業空間を挿入し、周辺を含めて”ここち良い空間”をつくる提案である。IT技術の発達、「働き方改革」の流れ、コロナ禍によりテレワークや2拠点生活など多様な働き方が選択できる時代となり、帰る場所という意味合いが強かった住宅地はより多くの時間を過ごす場所となった。滞在する人が増えた住宅地の通風、採光などの環境面を改善したい。昨今その存在が問題となっている空き家を半外部空間を設けるように改修し店舗とする。そうすることで密集した住宅地にスキマが生まれ、光や風が入り込み自店とその周辺をここち良い空間とする。店舗が出来る事でその周辺にまで良い影響を与えられることが次世代の店舗のあるべき姿だと考える。

作品名

五重奏の軒下 
-五感で楽しむ滞在型商業空間-

受賞者

初村大地 / 東京都市大学大学院
黒田千恵

コンセプト

密集した住宅地に商業空間を挿入し、周辺を含めて”ここち良い空間”をつくる提案である。IT技術の発達、「働き方改革」の流れ、コロナ禍によりテレワークや2拠点生活など多様な働き方が選択できる時代となり、帰る場所という意味合いが強かった住宅地はより多くの時間を過ごす場所となった。滞在する人が増えた住宅地の通風、採光などの環境面を改善したい。昨今その存在が問題となっている空き家を半外部空間を設けるように改修し店舗とする。そうすることで密集した住宅地にスキマが生まれ、光や風が入り込み自店とその周辺をここち良い空間とする。店舗が出来る事でその周辺にまで良い影響を与えられることが次世代の店舗のあるべき姿だと考える。

作品名

HANABASHIRA

受賞者

佐藤陽介 栗山康輔 伏木航平 外山典志郎 遠藤瑞帆 / 株式会社竹中工務店

※最優秀賞とのW受賞

コンセプト

密集した住宅地に商業空間を挿入し、周辺を含めて”ここち良い空間”をつくる提案である。IT技術の発達、「働き方改革」の流れ、コロナ禍によりテレワークや2拠点生活など多様な働き方が選択できる時代となり、帰る場所という意味合いが強かった住宅地はより多くの時間を過ごす場所となった。滞在する人が増えた住宅地の通風、採光などの環境面を改善したい。昨今その存在が問題となっている空き家を半外部空間を設けるように改修し店舗とする。そうすることで密集した住宅地にスキマが生まれ、光や風が入り込み自店とその周辺をここち良い空間とする。店舗が出来る事でその周辺にまで良い影響を与えられることが次世代の店舗のあるべき姿だと考える。

作品名

POP-UP商店街

受賞者

活動名:泥
鹿子島寛
/ フリーランス、西日本工業大学非常勤講師
鹿子島ジーナ 石垣充 伊藤寛

コンセプト

密集した住宅地に商業空間を挿入し、周辺を含めて”ここち良い空間”をつくる提案である。IT技術の発達、「働き方改革」の流れ、コロナ禍によりテレワークや2拠点生活など多様な働き方が選択できる時代となり、帰る場所という意味合いが強かった住宅地はより多くの時間を過ごす場所となった。滞在する人が増えた住宅地の通風、採光などの環境面を改善したい。昨今その存在が問題となっている空き家を半外部空間を設けるように改修し店舗とする。そうすることで密集した住宅地にスキマが生まれ、光や風が入り込み自店とその周辺をここち良い空間とする。店舗が出来る事でその周辺にまで良い影響を与えられることが次世代の店舗のあるべき姿だと考える。

作品名

Book's-Sound

受賞者

山田美祈 / 東京電機大学

コンセプト

コンセプトは《本を聴く》である。最近は通勤し"ながら"、料理をし"ながら"本を聞くアプリケーションに需要がある。これらの良い点は活字を見ると眠くなる人が本を読めたり、時間の効率化が出来たりする点である。活字離れが世間的話題に挙がり、忙しい人々に対し魅力的なのである。反対にアプリケーションの悪い点は、デジタルデバイスを持てない・扱えない子供や高齢者は利用しづらい点や、音声が聞き取りづらく集中が出来ない、聴くだけでは頭に入らないという点が挙げられる。また、現在の本に関わる施設といえば図書館や本屋さんが上げられるが、その場所は全て"静かに1人で本を読む場所"となっている。自分の聞いた本の感想を同時に居合わせた人に共有し合えるような場所は無く、本を語れるコミュニティの場所が無い。そこで、この機能を活かした店舗を作れないかと考えた。小さな子供が立ち寄ればデバイスが読み聞かせをしてくれる場所であり、自分の好きなアイドルや声優の声で本を読んでくれる場所、又は友人とお喋りしながら本を聴きその場で感想を共有できるような場所である。本を人と共有できる場所を作りたいと考え設計コンセプトとした。

作品名

人と人をつなぐAR商店街
~地域コミュニティとの再結合を促す次世代商店街と店舗デザイン~

受賞者

中島朱里 / キタバランドスケープ
望月雄登 / ASUKAYAMA CHERRYBLOSSOMS

コンセプト

行動制限の影響で、人々の繋がりはリアルからデジタル空間へ移行した。この変化は、偶発的でリアルなコミュニケーションの機会を奪い、地域や多世代間のコミュニティの結束を弱めた。これにより、社会的孤立や伝統と文化の喪失などが進行し、その影響は個人だけでなく、地域全体の魅力の低下にも繋がった。このような背景から次世代では潜在的ニーズとして、「繋がる場」が求められていると考えた。本提案では、この「繋がる場」を提供するために、商店街やその店舗を活用することを考える。これらはかつて、地域社会や多世代のコミュニティを形成する中心的な場であり、繋がる場として再利用できると考えたためだ。しかし、商店街は衰退の一途を辿っているという問題もある。そこで商店街の活性化のために「ここちよさ」「わくわく」「地域性」の3つの要素を感じる工夫を商店街、店舗で提案し、ARグラスで「人と人を繋ぐ」仕組みを商店街に取り入れる。これにより地域と多世代のコミュニティを再び促進し、行動制限で失われたリアルなコミュニケーションの機会の再構築を目指す次世代商店街・次世代店舗を提案する。

作品名

購入時の幸福度最大化プロジェクト

受賞者

村上瑛菜 / 株式会社英進

コンセプト

無機質な購買行為に対してRFIDと指向性スピーカーによる人に媚びるAI接客の提案。消費者の1つのものを選び取るという充足感、生産者の作ったものを選んでもらったという喜びという、一見IT化によって薄れてしまった体験を人の行為にリアクションするAI、媚びるAIによって日常に取り戻す。

※所属は2023年当時