過去のコンテスト

テーマ

また行きたくなる、○○な空間

審査基準

1.テーマの把握力

意匠性・効率性を兼ねたデザイン

2.時代への共感

現代のライフスタイルにマッチしているか

3.価値の捉え方

世の中の価値を自分の目で捉え発信する姿勢

募集内容

日々の喧騒を忘れさせてくれる安らぎの空間。
沸々と活力が湧いてくる刺激的な空間。
そこにしかない世界観に、思う存分浸ることができる空間。
そこに集まる人たちと共に同じ思いを分かち合える空間。
美しいだけでなく機能的で、スマートに目的を果たせる空間。
その空間に「また行きたくなる」と感じる理由は人それぞれです。

あなたは人々の心にどのような「また行きたい」を生み出しますか?
あなたの「また行きたい!」「また来て欲しい!」という
想いを込めた空間を、お待ちしています。

審査員

株式会社アルペン
株式会社アンドエスティHD
株式会社Creators's NEXT
Jamo associates
JR西日本SC開発株式会社
日本空港ビルデング株式会社
日本出版販売株式会社
日本マクドナルド株式会社
株式会社nomena
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES
三井不動産株式会社
株式会社ユナイテッドアローズ
LINE-INC.
ロイヤルホールディングス株式会社
株式会社ワークマン
株式会社丹青社

最優秀賞・審査員特別賞 W受賞

作品名

夢想列車

受賞者

柴﨑玲那 佐伯航太郎 (東京大学)

コンセプト

夢想列車は、止まって、泊まる、新しい夜行列車の体験を提供します。
車両は、古くなった車両やその家具を活用し、レトロで非日常な空間です。都市部を夕方に出発し、普段は足を運ばない地域へと走ります。
停車すると、車両は、乗客や旅人、地域住民を迎え入れる寝床となり、銭湯やマルシェとして機能します。
朝方に出発すると、鉄道の本数の少ない地方に長時間停車して待合所や交流の生まれる地域の賑わいの場となります。
行先や経由地は、運行日によって異なり、人と人、人と場所の新しい出会いのきっかけを作ります。

優秀賞

作品名

書店員と読者をつなぐ 本棚の街

受賞者

小林侑香子 (東京都立大学大学院)

コンセプト

本を選ぶ行為をもっと気軽に、そして特別にする書店空間。
書店員ごとにブースを作りおすすめの本たちを並べてもらうことでその店舗のその場所にしかない本屋が生まれる。
それらが集まることで街のような空間体験を提供する。
購入者は各ブースを巡り、おすすめ紹介や書店員と話しながら自分だけの一冊を探す。
それはまるで路地裏でお気に入りの店を探すような体験。
書店員との交流や新しい本との出会いを通じてまた行きたくなる書店を目指した。

学生賞

作品名

アスレクック

受賞者

グループ名:AG3
遠藤佑晟 越後慶一郎 大澤歩生 (東京工科大学)

コンセプト

子どもは思いきり遊びたい、親は思い出を写真に残したい。そんな家族の思いを叶える新感覚アスレチック。
巨大化した料理工程を巡りながら、遊びを通して簡単な調理の流れを学ぶことができる。
子どもは遊びながら「なぜ?」「どうして?」と考えながらも、親との会話や学びが広がる体験に。
親は子どもが生き生きと遊ぶ姿を、ここでしか撮れない「料理している」「料理されている」子供を記録できる。
日常の料理が冒険へと変わり、「また行きたい」「次は何を学べるかな」と家族の記憶に残る、また行きたくなる共創型空間。

審査員特別賞

作品名

影との対話

受賞者

Majikitchen (Vox Japan)

コンセプト

「影の対話」は、都市の公共空間に設置されたインタラクティブプロジェクションシステムです。
人々の影を記録し、時間差で同じ場所に投影することで、異なる時間や日常を生きる人々の存在を結びつけます。
通行人は、自分の影が過去や未来の他者の影と重なり合う体験を通じて、時間と空間を超えたつながりを感じることができます。
この作品は、都市生活における孤立感を和らげ、他者への意識と社会的つながりを促進することを目的としています。

作品名

自然と調和する【リトリートカフェ】

受賞者

藤原丞 (株式会社さら)

コンセプト

この「リトリートカフェ」は、都会の喧騒を忘れ、心身ともに安らぎを得られる空間を目指しました。
大きな窓からは豊かな竹林が広がり、店内にいながらにして自然の中にいるような感覚を味わえます。
中央にはシンボルツリーが配置され、その周りには小川が流れ、鯉が優雅に泳ぎます。座席は、自然素材の温かみを感じさせる木製家具や柔らかなソファで構成され、
一人で静かに過ごしたい人から、友人との語らいを楽しみたい人まで、様々なニーズに応えられるよう配置されています。
照明は間接照明を多用し、落ち着いた雰囲気を演出しています。

作品名

MIND GYM

受賞者

車田暁 志鎌のり子 (COLLINO一級建築士事務所)

コンセプト

「MIND GYM」は、腕時計型やタブレット型AIが“心のトレーナー”として伴走する都市型ジム。
店内は満天の星空や森や滝が360°に広がり、小川のせせらぎや木々のざわめき、自然の香りに包まれる五感空間。
利用者はリセット・散歩・集中の3ゾーンを巡り、瞑想や脳トレで気持ちを切り替え、思考を整理・創造性を引き出します。
さらにAIが5万通りの薬膳・ハーブから最適な一杯を調合し、心身を回復。
障害のある方も安心できる専用ゾーンを備え、誰もが訪れるたびに心を鍛え、理想の人生を実現する、心の筋トレ空間です。

作品名

ちくちく

受賞者

大﨑花音 (長岡造形大学)

コンセプト

私たちが普段着ている服一着を作るにも、多くの環境負荷がかかっている。ファッション業界の環境問題は、世界共通の課題だ。
では私たちに何ができるだろうか。
私は「縫うを当たり前に」をコンセプトに、服だけでなく、人と空間をパッチワークのように繋ぎ、何度も訪れたくなる場所をデザインする。
この空間は、来場者が実際に縫うことで完成し、縫う行為を通じて資源の大切さや、手を動かすことの楽しさを体感できる。
また、古着を内装材として用いることで、空間は常にカラフルに変化し、訪れるたびに新たな発見があるだろう。

作品名

おやこマルシェ

受賞者

近藤帆波美 (日本女子大学)

コンセプト

共働きや核家族化が進む中、小さな子どもを持つ家庭にとって日常的な買い物は大きな負担となっている。
そこで子供が「また行きたい!」と思える食料品店であれば家庭の負担も減り、親にとっても「また行きたい!」と思える空間になると考えた。
本計画は、子どもが主体的に買い物に関われる仕掛けと、親同士の交流を生む空間を組み込み、家族や地域をつなぐ空間を提供する。
おやこマルシェでの買い物は「生活のため」だけでなく、記憶に残る時間となり、親子のコミュニケーションを育む新しい商業空間となる。

作品名

宙に浮かぶ

受賞者

グループ名:春空
チフチソラン 岡田美春 (福井大学)

コンセプト

「また行きたくなる空間」とは、訪れるたびに異なる体験を提供する場だと考えます。
私たちは、決して同じ姿を見せない夜空をテーマに選びました。
湖には太陽と星をイメージした建物を配し、陸には天文台を思わせる建物を設置します。
星を模した建物は湖上をゆるやかに動き、宿泊者はまるで自らが星座の一部となるような体験を得られます。
夜空の星と湖に浮かぶ星々が重なり生まれる風景は、訪れるたびに新しい表情を見せ、唯一無二の体験を提供します。

作品名

next toilet→

受賞者

西尾依歩紀 (株式会社竹中工務店) 藤本彩 (株式会社空間創研)

コンセプト

「next toilet→」は、単なる”用を足す場所”ではなく、”自分をアップデートするための都市の中継地点”として再定義したトイレ空間である。
清潔さや利便性にとどまらず、トイレごとに異なる様々な特徴やデザインによって心身を整え、外出中にアップデートできる時間・場所を提供する。
サブスクリプション制により誰もが安心して使えるパーソナルな空間を都市に点在させ、スポンサー企業はこの空間を広告メディアとして活用し、新たな顧客との接点を得る。
利用者と企業の双方に価値を生む新しい公共インフラを提案する。

作品名

わびさびを日常に

受賞者

山崎誠英(高崎経済大学)

コンセプト

現代は音と情報に侵食され、静けさが失われている。
本提案はショッピングモールやオフィスビル内に“静けさの装置”を設置し、思考を一時停止できる空間を提供する。
防音構造で外界を遮断し、砂利の床や笹のそよぎ、ししおとしの音、森林映像などで侘び寂びを五感で再現する。
有料制とし、料金の全額を寄付に充てることで「休む=誰かを支える」という価値転換を生む。
完璧さではなく余白が、人を再訪へと導く理由となる。

※所属は2025年当時