プランナー

郷土博物館や観光案内施設など、地域に根差す施設づくりに携わっています。良い提案のためには、その地域の特性や扱うテーマを深く理解することが重要だと感じており、日々、勉強の連続です。お寺で禅の修行をしたり、宇宙線を観測する巨大装置の中に入ったり、現地で見て、聞いて、体験を通して学ぶことも数多くあります。知らなかった世界を知ることは、私自身の視野を広げ、仕事に取り組む力の一つとなっています。
文化空間の仕事は完成までに数年かかる物件が多く、私はまだ担当物件の開館を経験していません。施設が開館し、そこに訪れる人々がどんな反応をしてくれるのか、今から楽しみです。

丹青社のプランナーは、多様でやりがいのある仕事です。お客さまにとっても新しい挑戦となるプロジェクトも多く、店舗づくりからまちづくりまでプランニングします。
当社では若手でもプロジェクトのコアメンバーとして積極的な参画が求められますが、いつでも先輩方に相談できる環境のため、安心してチャレンジできます。私はそのような環境の下、１年目から自分の立てたコンセプトや戦略をベースにしたプランでコンペに勝利でき、責任感を持ってチームで働くことを学びました。
プランナーは、自分の計画に責任を持ちながら、様々な人に協力いただき、形にする受援力が求められる仕事だと思います。

入社1、2年目は、様々な商業施設の企画に携わってきました。特に大規模なプロジェクトは、数年先の未来を考えるやりがいのある仕事です。提案の土台となるマーケット分析や事業性の検証、先進事例の調査等、専門的な知識が必要となるため、勉強の日々が続いています。
3年目からは、企業ショールーム等の展示空間の企画という新たな分野に挑戦しています。プランナーの業務は幅広いですが、各領域の専門性を極める先輩方の下で、様々な経験を積める環境に感謝しています。その中で、自分の極めたい分野・手法を見つけ、お客さまの期待を超える空間を一緒に実現できるプランナーになりたいです。

学生時代はデザイン戦略を学んできました。現在は主にレジャー施設のコンサルティングに携わっています。業務内容はイメージアップのためのコンセプト策定やコンテンツ提案、従業員の意識改革など多岐にわたりますが、空間デザインに留まらず企業文化醸成の上流から携わる責任を感じています。
また、大規模なプロジェクトでは、社内はもちろん様々な知見を持つ外部ブレーンとの連携も欠かせません。異なる立場の方との協業は日々発見があり、刺激的です。
業務範囲の幅広さから、毎日違う会社で働いているのかと錯覚するような日々ですが、様々な経験を積めるやりがいのある仕事だと感じています。