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京都ポルタ

京都駅の玄関口となる商業空間を、京都の文化・四季・伝統産業で華やかに彩る

  • 商業空間
  • 地下街吹き抜け:天井の枝葉は京都の四季をテーマにした演出で、自然と季節の移ろいを感じられる空間とした

    地下街吹き抜け:天井の枝葉は京都の四季をテーマにした演出で、自然と季節の移ろいを感じられる空間とした

  • ダイニング西エリア:鴨川をイメージした床には石職人の遊び心で亀や鯉、隠し文字などが描かれ、楽しみながら奥へ奥へと進みたくなる空間とした

    ダイニング西エリア:鴨川をイメージした床には石職人の遊び心で亀や鯉、隠し文字などが描かれ、楽しみながら奥へ奥へと進みたくなる空間とした

  • 「京のお座敷」をイメージし、板張り廊下や坪庭を表現。柱の仕上や椅子の形状は、幅広い年齢の方が安全に過ごせるよう工夫を施した

    「京のお座敷」をイメージし、板張り廊下や坪庭を表現。柱の仕上や椅子の形状は、幅広い年齢の方が安全に過ごせるよう工夫を施した

  • ダイニングゾーン入口:ゲート造作を設け、ファッションゾーンとの差別化を図る

    ダイニングゾーン入口:ゲート造作を設け、ファッションゾーンとの差別化を図る

  • 床やサインのデザインと、陰影を強調する照明効果により、軒が連なる京都の小さな路地を表現

    床やサインのデザインと、陰影を強調する照明効果により、軒が連なる京都の小さな路地を表現

  • 南エリア 正面:間接照明とR天井により空間全体を光で包み、天井の低さを解消。壁面に丹後ちりめんを配し、「入りたくなる」エントランスとした*

    南エリア 正面:間接照明とR天井により空間全体を光で包み、天井の低さを解消。壁面に丹後ちりめんを配し、「入りたくなる」エントランスとした*

  • 南エリア:エスカレーター横の余剰空間には3種の丹後ちりめんを配置。伝統産業に光を当て、華やかさと京都らしさを表現*

    南エリア:エスカレーター横の余剰空間には3種の丹後ちりめんを配置。伝統産業に光を当て、華やかさと京都らしさを表現*

  • 南エリア:壁面には来館者が影遊びで遊べる要素を付加。写真を撮り楽しむこともできるフォトスポット*

    南エリア:壁面には来館者が影遊びで遊べる要素を付加。写真を撮り楽しむこともできるフォトスポット*

  • 京都ポルタ
  • ダイニング西エリア:鴨川をイメージした床には石職人の遊び心で亀や鯉、隠し文字などが描かれ、楽しみながら奥へ奥へと進みたくなる空間とした
  • 「京のお座敷」をイメージし、板張り廊下や坪庭を表現。柱の仕上や椅子の形状は、幅広い年齢の方が安全に過ごせるよう工夫を施した
  • ダイニングゾーン入口:ゲート造作を設け、ファッションゾーンとの差別化を図る
  • 床やサインのデザインと、陰影を強調する照明効果により、軒が連なる京都の小さな路地を表現
  • 南エリア 正面:間接照明とR天井により空間全体を光で包み、天井の低さを解消。壁面に丹後ちりめんを配し、「入りたくなる」エントランスとした*
  • 南エリア:エスカレーター横の余剰空間には3種の丹後ちりめんを配置。伝統産業に光を当て、華やかさと京都らしさを表現*
  • 南エリア:壁面には来館者が影遊びで遊べる要素を付加。写真を撮り楽しむこともできるフォトスポット*

撮影:林 巧、繁田 諭*

実績について

概要 京都駅に直結する商業施設である京都ポルタの、複数年に亘るリニューアルプロジェクト。2022年に、ダイニング西エリアは「京の街並み」「京の邸宅」「京のお庭」の3つのテーマで空間を構成し、地元のお客さま・観光客ともに楽しんでいただけるダイニングとしました。また、南エリアは、隣接する商業施設であったTHE CUBEとの統合1周年に合わせ、エントランス・エスカレーター周辺を中心に環境デザインを一新。「色(しき)おりをり」をコンセプトに、京都の豊かな四季の色彩とそれを日常に取り入れる京都の昔からの楽しみ方を、空間で表現しました。
課題・テーマ 京都の玄関口である京都駅に立地する商業施設として、京都の文化・四季を発信する役目を果たすこと。
「ほんまもんの京都」を空間で表現することで、国内外の観光客だけでなく、地元のお客さまにも喜んで頂ける施設にすること。
解決策・実現策 ダイニング西エリアでは、吹き抜け中央の「正真木(しょうしんぼく)」に京都の伝統産業である北山丸太を使用し、天井の枝葉の色は季節・時間によって変化するよう照明演出を施しました。また、京都の老舗造園会社である植彌加藤造園株式会社協力のもと、自然石を使い床面に京都の庭を表現。京都の四季の変化を感じながら、休憩・待ち合わせ・テイクアウトなど、人びとが思い思いに楽しめる吹き抜け空間を創出しました。南エリアでは、真っ白な丹後ちりめんに光の反射で色を映した、見る角度によって表情の変わる光の屏風を製作し、若年層から年配の方まで楽しく買い回りのできるファッションエリアを構築しました。

基本情報

事業主 JR西日本京都SC開発株式会社
業務範囲 西エリア:
(共用部)施設コンセプト企画、デザイン・設計、制作・施工:株式会社丹青社
(共用部内石工事)基本計画、基本設計、実施設計、施工:植彌加藤造園株式会社

南エリア:
施設コンセプト企画、デザイン・設計、制作・施工:株式会社丹青社
担当者 プランニング:中山 麻有、森保 友貴
デザインディレクション: 鈴木 千秋
制作・施工:金本 勇成
プロジェクトマネジメント:大内 保葉
所在地 京都府
オープン日 ダイニング西エリア:2022年7月、南エリア:2024年3月
ウェブサイト https://www.porta.co.jp/
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