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お知らせ

【グループ会社】丹青研究所が博物館情報専門サイト「ミュージアム・データ」に第82号を公開しました

2021.11.26

丹青社グループである株式会社丹青研究所は、これからのミュージアムへの提言を掲載した「ミュージアム・データ 第82号」を公開しました。

「ミュージアム・データ」は、博物館関係者にお届けする情報誌として、丹青研究所が1987年4月より発行を継続してまいりました。国内外のミュージアムや関連機関とのネットワークを通して収集した情報等から、ミュージアムに関する有用な情報を抽出、分析、編集し、「博物館情報専門サイト ミュージアム・データ」で公開しています。

11月15日発行の最新号・82号では、日本の博物館に関する論議が活発化している現状を踏まえ、新型コロナウイルス感染症拡大防止に対応しながら新しい博物館のあり方を示していく2020年代の博物館に関する報告につなげるためにも、これからの博物館に向けた論考を5人の方に寄稿いただきました。近日中に2010年代の博物館に関する動向を振り返る82号別冊の発行も予定しています。

丹青研究所は、今後もミュージアムに関する日本唯一の専門シンクタンクとして、「文化力」を支えるこれからのミュージアムのあり方について情報を絶えず収集し、その成果の発信を続けてまいります。

「ミュージアム・データ」82号 概要

  • ● 博物館の北極星
    文化庁参事官(文化観光担当)付 博物館支援調査官 中尾智行
  • ● ミュージアムが新たな公共性のモデルを生み出すとき
    和歌山県立近代美術館 主査学芸員 青木加苗
  • ● 社会的包摂の視点で博物館とは何かを考える
    新潟県立歴史博物館 経営企画課 課長代理 山本哲也
  • ●「博物館」と「学芸員」の問題は別々だと痛感した20年
    浦幌町立博物館 学芸員 持田誠
  • ● 博物館とはなにか:役割の拡大と硬直化している財源の矛盾
    大阪市立自然史博物館 学芸課長 佐久間大輔

企画・編集責任者コメント

株式会社丹青研究所 上席研究員/文化空間情報部 部長 石川貴敏
博物館に求められる機能や役割の拡大、近年多発している災害への対応、社会のオンライン化やSDGsへの意識の高まりといったさまざまな社会情勢の変化を受け、博物館法や博物館に関する定義の見直し等の論議が活発に行われています。
そうした背景を踏まえ、5人の方と意見交換を図りながらテーマを設定し、これからのミュージアムに向けた提言を寄せていただきました。

関連情報

株式会社丹青研究所 ウェブサイト 研究所NEWS
2021年11月15日「Museum Data 82号 発行のお知らせ

丹青研究所について
丹青研究所は、日本唯一の文化空間専門のシンクタンクです。
文化財の保存環境整備と活用や、博物館・美術館等の整備・再生、文化観光をいかした地域再生など、21世紀に求められる文化空間のあり方を追求する専門研究機関として、基礎調査・コンサルティング・デザイン設計・情報サービスを展開しています。
「日本を“伝える”会社」を理念とし、調査、企画、デザイン、制作の総合力で「守る」「活かす」「伝える」を実現します。
丹青研究所ウェブサイト:https://tanseiken.jp/index.html


※お知らせおよびニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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