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お知らせ

【グループ会社】JDNが2,000件以上のコンテストを分析した 『コンテスト白書2020』を公開しました

2020.11.04

丹青社グループである株式会社JDNは、運営するコンテスト情報サイト「登竜門」に掲載された2019年の記事および読者調査をもとにした、コンテストの統計資料『コンテスト白書2020』を初めて公開しました。

株式会社JDNが運営する『登竜門』は、日本最大級のコンテスト情報サイトです。20年以上にわたり、読者・参加者にとって最新のコンテスト情報が得られる場として、主催・広報担当者にとって良質な読者が集まる情報発信の場として、両者をつないできました。日本から参加できるコンテスト(コンペ、公募、アワード)情報を網羅することを目指し、毎週約40件、年間2,000件以上のコンテスト情報を紹介し続けています。

今回発表した『コンテスト白書2020』は、2019年1月1日から12月31日の間に『登竜門』に掲載したコンテスト情報(2219件)および読者調査(回答数1561)を集計し編集したもので、コンテストの「今」を体系的に表す資料です。主催者と参加者、社会とのつながりを生むほか、主催者とお客様とのコミュニケーション、主催者のブランディング強化などに役立ち、次世代のマーケティング・コミュニケーション手法としても注目を集める「コンテスト」をより有効に活用するためにご利用いただけます。

今後も丹青社グループ 株式会社JDNでは、コンテストを通して様々な知恵を結びつけ、より良いコミュニケーションづくり、そして社会交流の活性化に貢献してまいります。

ニュースリリース

JDN、2,000件以上のコンテストを分析した『コンテスト白書2020』を公開
~日本最大級のコンテスト情報サイト『登竜門』掲載の2019年の最高賞金額は100億円規模~

『コンテスト白書』発表の背景

コンテストは、マーケティング・コミュニケーション活動の一つとして、またイベントの一つとして、さらにはブランディング・コンテンツ開発・ソーシャルメディアコンテンツとしての活用・口コミの醸成・リクルーティングなど、さまざまな目的で実施されます。現在、新型コロナウイルス感染症拡大の影響からリアルにおけるコミュニケーションに制限がかかり自宅で過ごす人・時間が増える中、2020年春の緊急事態宣言後のコンテストでは応募数が増えるなど、コンテストを知ることは時代を映すひとつの情報としても捉えることができます。今回、新型コロナウイルス感染症拡大前である2019年のコンテスト情報をまとめ、広く公開することで、withコロナ、afterコロナといった新しい生活様式におけるコンテストの活用法について考えるヒントとなります。また、株式会社JDNが企画運営・メディアを通して培ってきた情報を1つの統計として発表することで、多くの方が“コンテスト”を知り、参画するきっかけを提供いたします。

『コンテスト白書2020』公開URL:https://www.jdn-inc.co.jp/documents/contestWP_2020.pdf

『コンテスト白書2020』概要

集計対象 2019年1月1日から12月31日の間で『登竜門』に掲載されたコンテスト情報(2,219件)および読者調査(回答数1,561)
掲載内容
  • (1)コンテストの概略(コンテスト開催数、副賞、締切時期)
  • (2)カテゴリー別データ(①文芸・コピー・論文、②川柳・俳句・短歌、③絵画・アート、④写真・フォトコン、⑤ロゴ・マーク・キャラクター、⑥イラスト・マンガ、⑦映像・アニメ・動画、⑧グラフィック・ポスター、⑨工芸・ファッション・雑貨、⑩プロダクト・商品企画・家具、⑪建築・インテリア・エクステリア、⑫ビジネス・アイデア・企画、⑬デジタル・Web・アプリ、⑭音楽・エンタメ・レシピ、⑮学生向け)
  • (3)コンテストに興味を持つ人の分布(年代・性別、居住エリア、職業)
  • (4)コンテスト応募経験

『コンテスト白書2020』の主なトピックス

  • ・副賞の最高賞金額は100億円
    副賞として賞金を設定しているコンテストは10万円が最も多い。専門知識や入念な下準備を必要とするコンテストは、100万円以上の賞金を提示しているものもある。なお、2019年で最高賞金額100億円規模と設定していたコンテストは、金額をそのまま贈呈するわけではなく、「出資・事業提携等のビジネスを具現化するために、中長期の視野で最大100億円規模のサポートを提供する」という主旨に基づいている。
  • ・コンテストの応募理由は「趣味・いきがい・気分転換・腕試し」が僅差で2位に
    コンテスト応募理由(複数回答)は「賞金・商品を得るため」と僅差で「趣味・いきがい・気分転換・腕試し」が挙がっており、コンテストへの応募そのものが参加者の暮らしの豊かさにつながっていることが見受けられる。
  • ・コンテスト応募時に重視することは「主催企業の知名度」よりも「賞の内容」
    「応募時に一番重視すること」として、「賞の内容」が最も重視され、「主催企業の知名度」はあまり重視されないことから、コンテストは一般消費者に向けて企業の理解度を高める機会になりうる。
  • ・コンテストへの興味は年齢・性別問わず幅広い
    コンテストに興味をもつ人の分布は年齢・性別問わず幅広く、その中でも40代までは女性の方が多いが、50代以上は男性の人数の方が上回る。人口推計(2019年10月1日時点)における性別の年代別で見ると、20代以上の若い世代の関心が、人口の割に高い。
    ※アンケートにおいて「性別:無回答」を選択した45件(3%)は集計に含めていない。
  • ・コンテストの応募締め切りは9月が最多、2月が最少
    コンテストの応募締め切りは下半期、特に9月締め切り>が圧倒的に多く、2月が最少となっている。また、月内の日別詳細を見ると、月初よりも月末の日付に締め切りを設定しているコンテストが多い。

『コンテスト白書2020』発表に関するコメント

山崎 泰(株式会社JDN 取締役)
JDNでは、コンテストの告知・結果発表に『登竜門』を通して長く関わらせて頂きながら、コンテスト自体の企画実施も数多く支援しています。コンテストを外から見るメディアの視点と、運営する当事者の視点を併せ持つことが、当社の強みの一つであり、ここから導かれる経験的知識を日々の活動に生かし、お客さまにご提案しています。この白書では、そうした暗黙知の背景をご紹介させていただきました。本書を通して、コンテストの面白さ、課題解決手法としての可能性にご注目いただければ幸いです。

鎌田 隆志(株式会社丹青社 地域創生支援室 室長)
丹青社グループでは「地域創生支援室」を中心に、地域がかかえる課題を多面的に検証し、事業の構想初期段階から運営参画まで、地域のパートナーとして、にぎわいある地域の新しい未来のストーリーづくりを支援しています。コンテストは、地域貢献においても有効な共創のプロセスであり、実際に利用したお客さまも『登竜門』のリソースを高く評価いただいております。今後も地方創生や企業ソリューションの有用なソリューションとして、JDNとともにご提案していきたいと考えております。

『登竜門』・『公募ラボ』について

『登竜門』(https://compe.japandesign.ne.jp)は、国内から参加できるコンテスト(コンペ、公募、アワード)情報を網羅することを目指し、1997年創立のデザイン情報サイト『JDN』より分離独立して誕生しました。年間2,000件を超える掲載情報を通して、クリエイターにとっては最新のコンテスト情報が得られる場として、主催者にとってはデザインへの意識の高いユーザーが集まる情報発信の場として、登竜門は両者をつなぐ存在であり続けています。
株式会社JDNでは、コンテストに関する情報力・実績・現場経験などをもとに、『公募ラボ』(https://compe.japandesign.ne.jp/lab)としてコンテストの企画・実施を支援しています。さまざまな企画、クリエイティブ制作、運営、問い合わせ対応、作品受付、集計などコンテストに必要なノウハウをワンストップで提供し、より効果的なコンテストの実行をサポートしています。


※お知らせおよびニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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