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お知らせ

TeaRoomと業務提携を締結し、アートとしての工芸・日本文化の魅力を国内外に発信します

2023.05.22

丹青社は、茶の湯関連文化事業を手掛ける株式会社TeaRoom(本社:東京都渋谷区 / 代表取締役:岩本 涼/以下、TeaRoom)と業務提携を締結しました。海外市場の開拓など新たな展開の余地が多く残るアートとしての工芸、日本文化のマーケットに対して、丹青社が運営するアート・工芸のプラットフォーム「B-OWND」のもつ工芸アーティストとのネットワークと、TeaRoomが培ってきた文化体験提供のノウハウを掛け合わせ、価値創出をしてまいります。

今後は、モジュラーファニチャーメーカーの株式会社Tesera(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:内田武彦、以下Tesera)が開発した茶室をもとに両社が共同監修した、持ち運び・組み立て可能なモジュール型の二畳の茶室 “Tesera Room in Room model. B-OWND” を活用した茶会の開催などを企画しています。第一弾は、B-OWNDの常設ギャラリー「B-OWND Gallery」(東京都千代田区)のグランドオープンに合わせて5月31日(水)から開催される「陶芸家・古賀崇洋個展”NEO WABI-SABI”-グランドオープン企画展-」のスペシャルイベントとして6月3日(土)に開催します。

茶の湯体験の中でアートとしての工芸を実際に手にとっていただくことで、より深くその魅力を感じられる機会を創出し、アートとしての工芸作品の普及および文化の継承への貢献を目指します。

今春4月にプレオープンした 阪急メンズ東京7F B-OWND Gallery

「B-OWND Gallery」 に設置している“Tesera Room in Room model. B-OWND”

ニュースリリース
「丹青社」×「TeaRoom」業務提携を締結し、アートとしての工芸・日本文化の魅力を国内外に発信
~“モジュール型の茶室”を共同監修、各地で文化体験の機会を提供~

丹青社 × TeaRoom 協業の背景

丹青社が運営するアート・工芸のプラットフォームの 「B-OWND」では、アートとしての工芸に触れていただく機会として、アートと茶会を掛け合わせた体験型アートイベントを開催してきました。イベントにおいては、茶人でもあるTeaRoomの代表 岩本氏がアーティストの茶器にてお茶を点てて来場者をもてなす、日本の文化に根付く体験を提供しました。

この実績から、両社の連携をより強固にすることにより、工芸および日本文化の魅力発信の機会創出およびマーケットの拡大を加速できると考え、今回の協業に至りました。

<TeaRoom 参加茶会 実績>
・HANEDA ART EVENT-アート×茶会の新しい形-
・工芸3.0 -アート×テクノロジー×日本文化- produced by B-OWND

HANEDA ART EVENT-アート×茶会の新しい形-にて

協業内容

丹青社が運営するアート・工芸作品のプラットフォーム「B-OWND」のもつ工芸アーティストとのネットワークと、TeaRoomが培ってきた文化体験提供のノウハウを掛け合わせ、国内外問わずさまざまな場所で茶会を開催し、アートとしての工芸と日本文化のそれぞれの価値を高めてまいります。茶の体験の中でアートとしての工芸作品を実際に手にとっていただくことで、よりその魅力を感じられる機会を創出し、古から続くものではありつつも新鮮な体験として新たな層へアプローチを行います。

また、そうした体験を多様な場で提供し、「茶の湯の世界を身近にする」ため、モジュラーファニチャーメーカーであるTeseraが開発した茶室をもとに、B-OWNDモデルとして両社で共同監修しました。開発された“Tesera Room in Room model. B-OWND”は、シンプルな構造で多様な用途にも活用できる、持ち運び・組み立て可能なモジュール型の二畳の茶室です。イベントでの活用のみならず、社内外のコミュニケーションを目的とした企業のオフィスへの導入も見込んでおり、現在はTeaRoomのオフィスにも “Tesera Room in Room model. B-OWND” を設置しています。今後は導入企業に対して茶室の活用を支援するコンテンツの展開も計画しています。

丹青社 企画開発センター 事業開発統括部 B-OWNDプロデューサー 石上 賢 コメント

TeaRoom様とB-OWNDは2021年に羽田、2022年に博多で開催したアートと茶会のイベント等を通じて連携を開始し、新たな文化体験の魅力により若年層や海外のお客さまを中心に高くご評価いただくことができました。今後のさらなる取り組みとして、丹青社の本業である空間創造というハードでのノウハウとB-OWNDおよびTeaRoomが提供する文化体験というソフトの融合により、国内外の市場に向けた日本文化の付加価値を向上させる事業連携の推進も視野に入れてまいります。その取り組みが、日本の伝統文化の従事者数や市場規模の拡大につながることを願っています。

TeaRoom 代表 岩本 涼氏 コメント

これまで丹青社の皆様とは多種多様な機会でご一緒させていただき、工芸を含む日本文化の衰退の現状に反して期待を遥かに超える成果を継続的に生み出してきました。本年は業務提携することで世界へより発展的な取り組みをしていけること、とても楽しみにしております。文化はアイデンティティーそのものであり、世界の方々をはじめとし、日本から世界へ羽ばたく新たな世代の方々に体験いただきたい思想です。数多くの仲間とともに文化の溢れる豊かな社会を目指し、引き続き一つ一つのプロジェクトに一生懸命取り組んで参ります。

陶芸家・古賀崇洋個展“NEO WABI-SABI”-グランドオープン企画展-

B-OWND Galleryのグランドオープンを記念し、阪急メンズ東京1F MAIN BASE&7F B-OWND Galleryにて陶芸家・古賀崇洋の個展“NEO WABI-SABI”を開催します。展示期間中の6月3日(土)に行われる茶会では“Tesera Room in Room model. B-OWND”を実際にご体験いただけます。

日時 2023年5月31日(水)~2023年6月6日(火)
会場 阪急メンズ東京 1F MAIN BASE&7F B-OWND Gallery(〒100-8488 東京都千代田区有楽町2-5-1)
時間 平日:12:00〜20:00/土・日・祝:11:00〜20:00
※最終日6月6日(火)は19時閉場
 営業時間が変更になる場合がございます。阪急メンズ東京ホームページにてご確認ください。

<茶会・酒会>

日時 2023年6月3日(土)
料金 茶のみ 2,200円(税込) 茶/酒3,300円(税込) 事前申込制(当日参加可)
申し込み https://hhinfo.jp/entry/menstokyo/event/detail/b-ownd0603

<トークイベント>

日時 2023年6月4日(日)1部 13:00~14:30(招待制) 2部 16:00~17:30(先着25名)
登壇者 陶芸家・古賀崇洋氏、F1625代表取締役 福光太一郎氏、スタートバーンCSO太田圭亮氏、B-OWNDプロデュ―サー石上賢
申し込み https://hhinfo.jp/entry/menstokyo/event/detail/b-ownd0604

「B-OWND」について

2019年5月よりサービスを開始した、日本の美を表現する最高峰のアートとしての工芸作品を取り扱うオンラインマーケットです。アーティストと作品を丁寧に紹介することで、作家と購入者を繋ぐ場としてのプラットフォームを目指しています。また、B-OWNDでは、ブロックチェーンによるデジタル作品証明書付きの作品を購入することができます。作品を購入した事実が半永久的に記録され、個々人の美意識がアート工芸の歴史に刻まれていきます。

関連情報

関連リンク

アートとしての工芸作品を取り扱うオンラインマーケット『B-OWND(ビーオウンド)』:https://www.b-ownd.com/


※お知らせおよびニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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