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お知らせ

福井県・敦賀の歴史と⽂化交流を継承するイベントの開催に向けたクラウドファンディングを開始します

2018.06.22

丹青社は、福井県敦賀市を基盤に様々な地域活動をおこなう特定⾮営利活動法⼈THAP(タップ)、ビジネスコンサルティングとイノベーション事業を⼿がけるイグニション・ポイント株式会社とともに、今秋福井県敦賀市で開催を予定するイベント「敦賀国際文化交流フェスティバル」(以下、本イベント)の規模拡⼤に向け、国内最⼤のクラウドファンディングサービス「Readyfor」を利⽤した資⾦調達を本⽇より開始します。

本イベントは、「世界をつなぐ港まち、みんなで拓く交流拠点都市 敦賀」を掲げる敦賀市がもつ「人道」の歴史と文化交流(※)の継承と、敦賀の文化交流都市としての発展を目指し、市や地元企業・団体、地域で暮らす人々、さらに歴史的関係の深いポーランド、リトアニア、オランダ、イスラエルの関係各所と連携して開催するものです。

4か国の文化に精通した方々を講師として敦賀に招き、語学・音楽・ダンス・料理・工芸品制作等の文化交流を深める機会をより多く創出し、また本イベントを地元敦賀市の方々をはじめとした関係のみなさまの興味を喚起し参加を促すことを目的に、クラウドファンディングサービス「Readyfor」を活用いたします。まずは本イベントにおいてより多くのワークショップを開催するための費用200万円を目標に定めており、達成した暁には目標金額を上げ、より密度の高い相互交流を深めるため、ワークショップに4か国の留学生を招く費用とします。

敦賀市は今後、日本・ポーランド国交樹立100周年(2019年)、敦賀港開港120周年(2019年)、ポーランド孤児上陸100周年(2020年)、ユダヤ難民上陸80周年(2020年-2021年)などの記念イヤーを迎えます。本イベントの開催を継続することで、敦賀市を「ポーランド、リトアニア、オランダ、イスラエルの文化を楽しめる町」として本格的な文化交流都市とする一助を目指します。
※福井県敦賀市は明治時代、東京と敦賀を結ぶ欧亜国際連絡列⾞が運⾏され、敦賀港からウラジオストクを経由しヨーロッパへと繋がる、⼤陸の⽞関⼝として栄えていました。敦賀港は、1920年代にポーランド孤児、1940年代には杉原千畝が発給した「命のビザ」をもつユダヤ⼈難⺠が上陸した⽇本唯⼀の港で、当時の市⺠が難⺠を温かく受け⼊れた「⼈道」の歴史があります。

<ニュースリリース>
福井県・敦賀の歴史と文化交流を継承するイベントの開催に向けたクラウドファンディングを開始
~「人道の港」敦賀市を、日本を代表する文化交流都市に~

日満連絡船出航の風景(出典:「ふるさと敦賀の回想」より)

ユダヤ人難民たちが上陸した頃の敦賀港(出典:「ふるさと敦賀の回想」より)

現在の敦賀港

「敦賀国際文化交流フェスティバル」開催概要

テーマ 敦賀「⼈道」の歴史と⽂化交流の継承
内 容 ポーランド・リトアニア・オランダ・イスラエル各国の文化体験及び文化交流
開催⽇程 2018年11⽉3⽇(土)〜4⽇(⽇)(予定)
主 催 敦賀国際⽂化交流フェスティバル実⾏委員会
[NPO 法⼈THAP、(株)丹⻘社、イグニション・ポイント(株)]
後 援 敦賀市
会 場 福井県敦賀市⾦ヶ崎町周辺(⾦ヶ崎緑地、敦賀⾚レンガ倉庫、きらめきみなと館等)

イベント開催の背景

(1)敦賀における歴史的価値の再認識
敦賀港が果たしてきた歴史的役割を市⺠が再認識するとともに、国内外に向けて広く情報発信をおこない、敦賀の魅⼒とブランド⼒の向上につなげることができます。
(2)歴史的な関係をもつ国々との友好関係の継承
「⼈道の港」当時から100 年が経過し、地元・敦賀においてもその記憶が徐々に薄れてきています。ポーランド孤児、ユダヤ難⺠が上陸した歴史を⾵化させることなく、現代から未来に向けて友好関係や⽂化交流を継承することが重要視されています。
(3)持続可能性と経済循環を⽣む運営の在り⽅
昨今、公的財源に頼ることなく⾃律的かつ継続可能なイベント開催の在り⽅が問われています。また、⼀時的な集客に留まらず、地域経済循環を促すことが期待されます。

イベント代表者コメント

実⾏委員⻑ 池⽥ 裕太郎 氏 [NPO 法⼈THAP(タップ) 理事⻑]
敦賀市は天然の良港で、敦賀港を拠点として往古から我が国各地域とアジア⼤陸を結ぶ交易拠点として栄えてきました。我々は敦賀がもつ素晴らしい歴史や⽂化を国内外に広く発信するとともに、歴史的関係の深い国々の⼈々や⽂化に市⺠が触れ、⾝近に感じる機会をつくりたいと思います。本イベントを今後も継続的に実施することにより、敦賀と歴史的関係性の深い国々との関わりが市⺠に根付き、敦賀市が国際⾊豊かな街になる事を願っています。

副委員⻑ ⽥代 友樹 氏 [イグニション・ポイント(株) Senior Manager]
本フェスティバルは今年が最初となりますが、これから毎年継続することで敦賀という地に定着し、各国との友好関係を未来に向けて発信できるものに育てていきたいと考えています。ベンチャー企業である当社らしい貢献ができることを願っています。

 

副委員⻑ 吉⽥ 清⼀郎 [(株)丹⻘社 ⽂化空間事業部 事業開発統括部 統括部⻑]
指定管理者として「敦賀⾚レンガ倉庫」の施設運営に携わるなかで、敦賀には「⼈道」の歴史をはじめ、まだ⼗分に知られていない魅⼒がいっぱいあると感じています。今回の国際⽂化交流イベントを通して、敦賀の地域資源価値を世界へ発信していくことで、地域のさらなる活性化に貢献ができることを願っています。

クラウドファンディング実施概要

掲載サイト Readyfor(レディーフォー)
https://readyfor.jp
寄付募集期間 2018年6⽉22⽇(⾦)16:00 〜 8⽉24⽇(⾦)23:00
プロジェクト名 「⼈道の歴史をつなぐ!国際⽂化交流フェスティバルを開催したい!」
プロジェクトページ https://readyfor.jp/projects/tsuruga-festival
⽬標⾦額 200万円(ワークショップ講師招聘費⽤として)
期間内に達成した際は、4か国出⾝留学⽣の招聘費⽤として、さらなる⽬標⾦額を設定いたします。

特定非営利活動法人THAP(タップ)について

敦賀のまちづくりを目指した市民ボランティア団体として結成。敦賀市公認キャラクター「ツヌガ君」の所有管理と運営をおこない、保育園の訪問や観光宣伝活動を実施しています。THAPの独自事業のほか、行政や公益団体等と連携した公的イベントの開催や、定期的に緑地や海岸の清掃活動にも取り組んでいます。
団体名: 特定非営利活動法人THAP(タップ)
所轄庁: 福井県
結成 : 2000年(04年より特定非営利活動法人として認証)
理事長: 池田裕太郎
URL : https://www.facebook.com/npothap

イグニション・ポイント株式会社について

デジタライゼーションや新規事業開発の支援をおこなうコンサルティング事業を中核に、トップレベルのデザイナー・クリエイター陣から構成されるクリエイティブ事業、先端的かつ成長性の高いベンチャービジネス開発を進めるイノベーション事業を相互に融合させることで、これまでに無い価値を市場や地域社会に生み出し続けています。
社名 : イグニション・ポイント株式会社
所在地: 東京都渋谷区東1-32-12 渋谷プロパティタワー1F “SPARK 2045”(本社)
設立 : 2014年6月4日
URL : http://www.ignitionpoint-inc.com

関連情報

実績紹介 > 「敦賀赤レンガ倉庫・ジオラマ館」~敦賀の古き良き街並を再現した国内最大級の鉄道ジオラマを展示


※お知らせおよびニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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