敦賀赤レンガ倉庫・ジオラマ館
敦賀の古き良き街並を再現した国内最大級の鉄道ジオラマを展示
ノスタルジオラマを象徴する夕焼けシーン。照明にこだわり、懐かしい情景づくりを実現
事例概要
日本とヨーロッパが鉄道で結ばれていた明治~昭和初期、敦賀はその玄関口として、国際色豊かで活気のある街でした。当時を象徴する赤レンガ倉庫2棟(1905年建築・国登録有形文化財)が遺されており、1棟をジオラマ館、もう1棟をレストラン館として整備しました。ジオラマ館では、往時の鉄道・港・街の情景をノスタルジック溢れる世界観で復元しました。
課題/テーマ
観光施設として地域全体への波及効果が期待される、集客力の高い施設をつくること。また、市民がこの地域の文化と歴史を再認識し、街の未来の可能性を考えられる施設とすること。
解決策/実現策
「ノスタルジオラマ」をコンセプトとし、映像・照明・音響を活用した複合演出で、敦賀への愛慕を醸成するような古き良き街並を再現しました。また、今も市内に点在する歴史的遺産をジオラマの中に配置することによって、周辺の観光施設へ誘い出す効果も生んでいます。従来とは一線を画す国内最大級の鉄道ジオラマとして注目を集め、計画を大きく上回る来館者が訪れています。
- 事業主
- 敦賀市
- 業務範囲
- 各種調査、施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、プロジェクトマネジメント、コンサルティング、テナントリーシング、運営管理
- 当社担当者
- ディレクション/施設・展示企画:建石治弘
デザイン・設計:中井弘志、石渡美穂
プロジェクトマネジメント:真下政之
制作・施工:北山幸平
- 所在地
- 福井県
- オープン
- 2015年10月
- ウェブサイト
- http://tsuruga-akarenga.jp
撮影:㈱スタジオバク、㈱丹青社、【映像】撮影:㈱東宝映像美術、音楽:甘茶、編集:㈱丹青社
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