丹青社は、2019年4月19日(金)~20日(土)に品川シーズンテラス(港区)で開催されるイベント「ユニバーサルキャンプTOKYO2019」に実行委員会の構成企業として参画します。
今年で3回目となる本イベントは、年齢や障がいの有無に関わらず、みんなが一緒にいきいき暮らせる社会の実現を目指すため、芝浦港南地区で活動する企業が港区や地域で暮らす人々と連携して開催するもので、広く社会にメッセージを発信します。
当社は2005年から14年にわたり、NPO法人ユニバーサルイベント協会と「ユニバーサルキャンプ in 八丈島」を共催しています。「ユニバーサルキャンプin八丈島」はノーマライゼーションやダイバーシティ(多様性)の考え方のもと、さまざまな参加者が集う交流イベントです。
「ユニバーサルキャンプTOKYO2019」では、芝浦港南地区を拠点とする自治体と企業が連携し、地域における社会貢献活動の一環として、「地域で取り組む多様性への理解と共生社会の実現」をテーマに、多様な人々が集い、交流し、理解し合うきっかけを都心で提供します。
今年は昨年に引き続き「ダイバーシティ・マネジメント会議」と題し、星加 良司 氏(東京大学大学院教育科学研究科 附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授)の講演や、当社 東中川華子(デザインセンター クリエイティブディレクター)が登壇する交流プログラムも実施します。
また、世界を舞台に活躍するスポーツ選手・パラスポーツ選手らによるトークショーや、音楽ライブのほか、スポーツ・アート・レジャーなどにおけるさまざまな企業・団体の取り組みを紹介するなど、コンテンツが盛りだくさんです。イベント広場では、視覚障がい者5人制サッカー「ブラインドサッカー」、「スポーツクライミング」、「マラソン伴走」などのパラスポーツ体験プログラムに無料で参加いただけます。
みなさまのお越しをお待ちしております。
<ニュースリリース>
イベント「ユニバーサルキャンプTOKYO2019」を開催!
~「地域で取り組む多様性への理解を共生社会の実現」をテーマに、4月19日(金)・20日(土)に品川シーズンテラスにて
<ユニバーサルキャンプTOKYO2019 フライヤー>
「ユニバーサルキャンプTOKYO2019~地域で取り組む多様性への理解を共生社会の実現」
「ユニバーサルキャンプTOKYO2019」開催概要
名称 | ユニバーサルキャンプTOKYO 2019 |
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テーマ | 地域で取り組む多様性への理解と共生社会の実現 |
会場 | 品川シーズンテラス イベント広場、2Fアトリウム、3Fカンファレンス (東京都港区港南1-2-70)※雨天開催 |
開催日時 | 2019年4月19日(金) 17:00~20:00 ※一部展示は12:00より公開 4月20日(土) 10:00~17:00 |
参加料 | 無料 |
主催 | ユニバーサルキャンプTOKYO実行委員会 |
パートナー | アクティオ(株)/大塚製薬(株)/キヤノンマーケティングジャパン(株)/(株)クロスキャット/(株)JTB/品川シーズンテラスビルマネジメント(株)/ダイキン工業(株) /TSP太陽(株)/TOKYO SMARTCAST(株)/東洋水産(株)/東日本旅客鉄道(株)※2019年4月17日追加/ヒビノ(株)/フクフクプラス(株)/富士通(株)/森永乳業(株)/(株)ユニバーサルスタイル/(株)WOWOW/アキレスインターナショナル/(特非)エイブル・アート・ジャパン/バリアフリー映画鑑賞推進団体シティ・ライツ/(一社)ダイバーシティアテンダント協会/乃木坂ナイツ/(特非)モンキーマジック/(特非)ユニバーサルイベント協会/(株)丹青社 |
後援 | 東京都/港区/港区教育委員会/港南振興会 |
公式ウェブサイト | https://unicamp-tokyo.jp/ | お問い合わせ | info@u-event.jp |
イベントプログラムの紹介
1 交流プログラム [場所]カンファレンス、イベント広場
多様な人々との交流を通じて、いまの社会における課題を共有し、相互理解を深めるための機会を提供します。また、新たな取り組みのきっかけとなるプラットホームとして活用します。
(1)ダイバーシティ・マネジメント会議 19日(金)15:30~17:30
[講演]
星加 良司 氏(東京大学大学院教育科学研究科 附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授)
[取り組み紹介およびパネルディスカッション]
・越智 貴雄 氏(フォトグラファー)
・柴崎 由美子 氏(NPO法人エイブル・アート・ジャパン 代表)
・東中川 華子((株)丹青社 デザインセンター クリエイティブディレクター)
ファシリテーター:内山 早苗 氏(NPO法人ユニバーサルイベント協会 理事長)
(2)ダイバーシティ・サロン 19日(金)18:00~20:00(17:30 受付開始)
[トークショー]「スポーツから生まれる共生社会」
ゲスト:葭原 滋男 氏 (⾃転⾞タンデム1㎞タイムトライアル シドニーパラリンピック⾦メダリスト)
田中 雅美 氏 (⽔泳⼥⼦4×100mメドレーリレー シドニーオリンピック銅メダリスト)
上村 美揮 氏 (体操⼥⼦団体総合 北京オリンピック5位⼊賞)
佐藤 圭一 氏 (トライアスロン リオデジャネイロパラリンピック⽇本代表
クロスカントリー/バイアスロン 平昌パラリンピック⽇本代表)
聞き手:初瀬 勇輔 氏 (柔道 北京パラリンピック⽇本代表)
[ライブ&トーク]
ゲスト:YANO BROTHERS(Michael, David, Sanshiro)
[企業団体による取り組み紹介]
ユニバーサルツーリズム(株式会社JTB)
(3)ダイバーシティ・コミュニケーションサポート体験 20日(土)10:00~17:00
ユニバーサルイベント協会の特別講師たちによる体験型のプログラム。障がいのある人たちとのコミュニケーションを通じ、一緒にその不便さ体験やサポートを楽しみながら経験していただきます。
2 活動紹介プログラム [場所]カンファレンス、カンファレンスホワイエ、アトリウム、イベント広場
ビジネス、スポーツ、アート、レジャー等のさまざまなフィールドにおいて、年齢や性別、障がいの有無、国籍などかかわらず、豊かに生きることのできる社会を実現するための取り組みについて知っていただきます。
(1)IPC&WOWOWパラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」上映/WOWOW
(20日(土)11:00~12:00/16:00~17:00)
(2)ユニバーサル・シアター『ギフト 僕がきみに残せるもの』上映/シティ・ライツ、TOKYO SMARTCAST
(20日(土)13:30~15:45 ※13:00開場)
(3)脳が脱皮する美術館?!「対話型アート鑑賞法」の体験会/フクフクプラス、エイブル・アート・ジャパン
(4)展示「美術と手話プロジェクト」/美術と手話プロジェクト事務局
(19日(金)17:00~20:00、20日(土)10:00~17:00)
(5)展示と販売「KURUMIRU(くるみる)」/東京都福祉保健局
(19日(金)12:00~20:00、20日(土)10:00~17:00)
(6)展示とグッズ配布「TEAM BEYOND-TOKYOパラスポーツプロジェクト-」
(20日(土)10:00~17:00) ※2019年4月16日追加
3 パラスポーツ体験プログラム [場所]イベント広場
(1)ブラインドサッカー体験/乃木坂ナイツ
シドニーパラリンピックで金メダルを獲得し、ブラインドサッカー日本代表でもある葭原滋男選手をお迎えし、ブラインドサッカーの一部実演並びに競技説明および体験会を実施します。
(2)スポーツクライミング体験/モンキーマジック
スポーツクライミングが体験できる壁を設置。インストラクターによる実演並びに競技説明および体験会を実施します。
(3) マラソン伴走体験/アキレスインターナショナル
視覚障がい者ランナーに何を伝えたら良いのか、何をしてあげたら良いかを理解してもらうためのマラソン伴走の体験会を実施します。
本イベントに参加する丹青社 社員のコメント
東中川 華子(デザインセンター クリエイティブディレクター)
―――「ダイバーシティ・マネジメント会議」登壇
私たち丹青社がつくっているのはさまざまな人が行き交う空間であり、そこにはユニバーサルデザインやダイバーシティの視点は欠かすことのできないものであると日々感じています。共生社会の実現を空間づくりから後押ししていくために、このユニバーサルキャンプTOKYOでさまざまな企業・団体、地域の皆さまと交流し、共に学び、考えることを、とても楽しみにしています。
[プロフィール]2006年丹青社入社後、エンターテイメント・プロモーション・リテールなど幅広い分野の企画を手掛ける。「クライアントのビジネスを成功させること」「訪れるゲストのマインドを揺さぶり満足させること」の両立を大切にしたプランニングを志している。主なプロジェクトに、渋谷ヒカリエShinQs「Switch Room」、宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)、グリコピアCHIBA、肥前さが幕末維新博覧会「幕末維新記念館」など
西岡 克浩(経営企画統括部 経営企画部)
―――活動紹介プログラム「美術と手話プロジェクト」参加
「美術と⼿話プロジェクト」は、「美術」「美術館」「⼿話」「聞こえない⼈・聞こえにくい⼈」をキーワードに、さまざまな⼈たちがゆるやかにつながりだれもが楽しく豊かに鑑賞できる環境づくりを⽬指しています。今回は、美術館との取り組みの紹介をします。そして、フクフクプラスによる、「対話型アート鑑賞会」に手話通訳として派遣協力します。
[プロフィール]2005年丹青社入社後、CGデザイナーとして文化空間づくりに携わる。「ユニバーサルキャンプin八丈島」の運営に継続して参画。現在は、自らの聴覚障がいの経験を活かし、全社員に向けたダイバーシティ研修の企画・運営を担当するなど、ユニバーサルデザインの考え方の普及や実践に向けて活動中。
関連情報「CSRの取り組み」
多様性への取り組み > ダイバーシティの取り組み
※お知らせおよびニュースリリースに掲載された内容は発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
(情報更新日:2019年4月17日)