丹青社は、2025年10月28日(火)~11月4日(火)の期間(※)、渋谷ヒカリエ 8階「8/」CUBE1,2,3、COURTで開催されるイベント「超福祉の学校@SHIBUYA 2025」(主催:NPO法人ピープルデザイン研究所)を共催し、展示構成・制作を行い、当社オリジナルの展示コンテンツを出展いたします。
※COURTでの開催期間は10月31日(金)~11月3日(月)です。
「超福祉の学校」は障がいの有無にかかわらず、共に学び生きる共生社会の実現を目指し、NPO法人ピープルデザイン研究所と文部科学省の共催で、2018年より実施しているフォーラムイベントです。
2020年で終りを迎えた「超福祉展(正式名称:2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展)」が2021年からはNPO法人ピープルデザイン研究所主催、文部科学省、渋谷区の共催で、「超福祉の学校@SHIBUYA」としてリニューアル。当社は「超福祉の学校」の前身となるイベントの協力を2012年から継続して行っており、2023年からはイベントを共催しています。
COURTで行われるシンポジウムには、従来の障がい福祉や教育の枠に収まらない多様な方々が登壇します。国内のみならず海外ともオンラインで繋ぎ、世界各地の最先端の学校教育、インクルーシブ教育や生涯学習などに関する具体的な事例やアクションを渋谷から発信します。
CUBE1,2,3では、インクルーシブ遊具・アクセシブルな図書・テクノロジー・アート・音楽などのコンテンツを集めた展示・体験空間「超福祉の図書館」が登場します。「超福祉の図書館」では五感を使って遊び・学び、誰もが混ざり合いながら楽しめる室内型公共空間の新しいあり方を提示していきます。
当社はオリジナルの展示コンテンツとして、昨年に引き続き、出展コンテンツなどの情報をタッチパネルで閲覧するツールとして開発されたインタラクティブ情報閲覧システム「VisualTiles®」を設置するほか、昨年展示した耳の聞こえない社員が開発した、聴覚障がい者の日常を疑似体験できるダイバーシティコンテンツ「YU-MO」をさらに進化させたAR(拡張現実)技術を使う「YU-MO AR」、昨年好評をいただいた指文字認識によってライトの点灯消灯ができるAI制御のスマートスイッチを搭載したスマートライト「YU-MO Light」を出展します。
また、今年はスヌーズレン・ラボと共同で、感覚の多様性に着目した空間構成を行っており、当社は企画・設計・制作アドバイスを行いました。
シンポジウムでは、11月2日(日)11:00~12:30、11月3日(月)17:00~18:30において当社社員が登壇します。
当イベントを通して、多様な人々やモノ、情報とが交わる豊かな体験の場を提供することで、ダイバーシティの推進と豊かなダイバーシティ社会の実現に貢献したいと考えています。
皆さまのご来場をお待ちしております。
イベント概要
| イベント名称 | 超福祉の学校@SHIBUYA 2025 |
|---|---|
| 開催場所 | 渋谷ヒカリエ8階 「8/」CUBE1,2,3、COURT |
| 開催期間 | 展示・体験(CUBE1,2,3) 2025年10月28日(火)〜11月4日(火)11:00 – 20:30 ※最終日は18:00まで シンポジウム(COURT) |
| 参加費 | 無料 |
| 主催 | NPO法人ピープルデザイン研究所 |
| 共催 | 文部科学省、渋谷区、東京都教育委員会、丹青社 |
| ウェブサイト | https://peopledesign.or.jp/school |
丹青社シンポジウム概要
| 日時 | 2025年11月2日(日) 11:00 〜 12:30 |
|---|---|
| テーマ・概要 | 「私らしい仕事」とは?―丹青社が目指すインクルーシブな働き方 空間づくりを手がける丹青社グループの丹青ヒューマネットが支援する「キッズブーケプロジェクト」。この中で「私らしい仕事発見プロジェクト」を立ち上げた安部遥氏(視覚障がい当事者)と、今年プロジェクトに参画した丹青社の社員が登壇します。 このプロジェクトは、障がいのある子どもたちやご家族の将来の選択肢を広げることを目的に、企業訪問やワークショップ体験の機会を提供する取り組みです。まず安部氏から、企画の経緯や具体的な活動内容をご紹介します。続いて丹青社が、事業部門の中で障がいのある社員も自身の特性を生かして専門性の高い仕事に取り組む自社のスタイルを紹介。聴覚障がいのある社員と協働する中で見えてきたサポート体制や働き方について、現役社員が語ります。さらに安部氏を交え、多様な視点からインクルーシブな働き方を議論します。ファシリテーターは、「超福祉」の取り組みを社内に紹介した丹青社の石畑和恵。丹青社グループが目指している「多彩な個性を生かして、これまでもこれからも、こころを動かす空間づくりに挑戦し続ける。」という想いのもと、未来へのメッセージをお届けします。 |
| 登壇者 |
安部 遥氏
清水 隆弘
木村 晃子
丹青社 CMIセンター 空間メディアプロデュース統括部 演出デザイン部 2課 課長 CGやグラフィック、3Dモデルを「楽しい!」「おもしろい!」「いいね!」に変換して皆さまにお届けできるよう日々奮闘中。良き仲間たちと誰もが笑顔になれる作品を発信するため精進している。近年では耳の聞こえない社員たちと指文字を使ったダイバーシティーコンテンツ「YU-MO」を企画・制作し、様々な発信を行っている。
石畑 和恵(ファシリテーター)
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| 日時 | 2025年11月3日(月) 17:00 〜 18:30 |
| テーマ・概要 | 渋谷から発信する、誰もが楽しめる共創空間 超福祉の学校2025の会場は、人間の感覚(センサリー)をテーマに空間構成を行っています。「さわる」「みる」「きく」そして、複数の感覚を刺激する「あわさる」。そのデザインの意図や、今後の可能性と広がりについて、スヌーズレン・ラボの橋本代表理事と、空間づくりを行う丹青社が、これまでのそれぞれの活動と今後の展望を見据えたトークセッションを行います。 |
| 登壇者 |
橋本 敦子氏
SnoezeLab.代表理事 / CCBT 2023年度アーティストフェロー 専門は乳幼児や特別支援児を対象としたデジタルコンテンツの企画開発、スヌーズレン・センサリールームの環境創り。2011年オランダでコーチトレーニング修了後、福祉・教育施設に講座や空間創りを実施してきた。
善野 英恵
丹青社 マーケティング・サステナビリティセンター マーケティング・サステナビリティ統括部 サステナビリティプロジェクト部 プランニング課 課長 これまで全国の博物館や子供施設等の公共施設づくりや地域創生案件に従事。これまでの経験を活かして、現在は、多様性・地域・環境等をテーマとするサステナブルな空間づくりを実現するべく活動している。
田中 真宏氏(ファシリテーター)
NPO法人ピープルデザイン研究所 代表理事 文化服装学院卒業後、スノーボードインストラクター、アパレルの販売・企画・デザイナーを経て、2009年にネクスタイドエボリューション」社に入社。NPO創設者の須藤シンジが代表を務める同社で、ファッションやデザインを通じて「障害者と健常者が自然に混ざり合う社会」の実現を目指し、ファッション製品の開発やプロジェクトの企画に携わる。2012年にピープルデザイン研究所の法人化と共に運営メンバーに。「超福祉展」などのイベントや、障害者の「就労体験プロジェクト」などの企画・ディレクション・運営までを担う。2021年4月より代表理事に就任。障害・LGBTQの当事者を役員や運営メンバーに入れた新体制で、新たな社会課題解決に挑みながら、イベントやプロジェクトの展開を全国へ拡大している。
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| 参加方法(会場) | 事前申し込み不要、参加費無料 ただし、席には限りがございますので、満席の場合には立ち見となりますこと、あらかじめご了承ください。 |
| 視聴方法(オンライン) | 公式サイトか、公式YouTubeチャンネルからご視聴いただけます。 ※会場、配信共に文字翻訳がつきます。 |
関連情報
サステナビリティ > 人間の尊重 – 社外との取り組み – 「超福祉の学校@SHIBUYA」への協力・共催
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。