当社が2005年から新入社員教育の一環として取り組んでいるオリジナルの実践型研修「人づくりプロジェクト」が、「KAIKA Awards 2016」においてKAIKA賞を受賞しましたので、お知らせいたします。
「KAIKA Awards」(主催:一般社団法人日本能率協会(JMA))は、社会価値を生み出す持続的な経営・組織・人づくりをおこなっている取り組みを称え、紹介するための表彰制度です。KAIKAモデルの実践(個の成長、組織の活性化、組織の広がり)がはかられつつあり、ねらった成果に近づくことが予見されており、また、「継続・発展の可能性」「力強さ・新しさ・ユニーク性」「影響力と変化(社会的意義と価値、意識や関係性の変化、個人の成長と組織力の発揮)」が認められる活動をおこなっている組織に贈られます。
当社は今後も、こころを動かす空間創造のプロフェッショナルであり続けるために、人材育成に取り組み、お客さまとともに、社員とともに、社会とともに、成長することを通じて、より良い空間創造を通じて豊かな社会と生活の実現に貢献してまいります。
受賞概要
【受賞テーマ】
「人づくりプロジェクト 自ら育ち、共に育ち続ける組織・場づくりの実践」
【取り組み概要】
新入社員が外部のデザイナーや協力会社・職人と協働し、プロダクトを約2か月で完成させる。本プロジェクトを通じ、仕事全体の流れ、プロセス、コンセプトを理解し活動することの重要さなどを経験するとともに、自身や自社、他者との関係性、なぜその仕事をするのかという職業観や責任感も問い直す。プロジェクトという表現どおり、単なる新人研修の枠に収まらず、デザイナーや協力会社等ビジネスパートナーの発掘や関係強化、ビジネス機会創出といった役割も担う。
「人づくりプロジェクト」とは
当社が新人社員教育の一環として2005年より実施しているオリジナルの実践型研修。入社直後の基礎研修を終えてから配属までの約100日間、新入社員全員が数名の班に分かれ、プロダクトの完成を目指します。第一線で活躍するデザイナーや一流の職人も参加し、そうした協力者との真剣勝負を通して、新入社員は「仕事を進めるうえで大切なこと」を経験します。新しい何かを生み出す仕事では、多様な人材の考え方、能力を活かしあい、うまく結び付けて課題解決や価値創造を果たすことが重要です。このプロジェクトの目的は、ものづくりそれ自体ではありません。「人と人の関係を築き、お互いのもてる能力を最大限に引き出す」という、仕事に取り組む上でもっとも大事な「作法」を学ぶプログラムです。
<当社ウェブサイト>
CSRへの取り組み―人間重視-「ひと」とその多様な交わりの尊重、成長の支援
人材育成 新入社員研修『人づくりプロジェクト プロダクト制作』
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