丹青社は、品川シーズンテラス(東京・港区)において富士通株式会社と共同開催してまいりました「いまこそ応援!東北復興イベント ~知って、食べて、考える、被災地のこれから~」の開催を、本年は見送ることといたしました。
本イベントは、ご来場の皆さまとともに、いまだ解決すべきさまざまな課題に対峙している被災地を応援し、考える機会を共有する場として、開催を続けてまいりました。
本年は4回目として、関係者の皆さまのご協力のもと、10月中旬の開催に向けて準備を進めてまいりました。被災地産品の直売会や被災地の今を伝えるパネル展、富士通株式会社と当社が行ってきた東日本大震災被災地域の復興に向けたアクションの事例紹介に加え、昨年ご好評をいただきました特別展示についても新たなテーマで展示を予定しておりました。しかしながら、社内および関係者の皆さまとの協議の結果、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご来場者さまをはじめとした皆さまの安全確保を第一に考え、中止の判断に至りました。
来年の開催については未定ではございますが、いまだ課題を抱える東日本大震災被災地の復興を願うとともに、皆さまとともに応援を続けてまいります。
関連情報
例年被災地産品の直売会にご出店いただいておりますショップのウェブサイトを下記にご案内いたします。ぜひウェブサイトをご訪問いただき、復興の現状を知っていただくとともに、被災地産品をご購入いただければ幸いです。
- ・みやぎの物産や観光を販売紹介するアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」
http://cocomiyagi.jp/ - ・ふくしまの情報や魅力を発信「日本橋ふくしま館 MIDETTE」
https://midette.com/shopinfo/ - ・石巻・三陸ブランドをまるごと堪能「いしのまき元気いちば」(石巻市)
http://genki-ishinomaki.com/ - ・東松島市の特産品「東松島あんてなしょっぷ まちんど」(東松島市)
https://www.machindo-higamatsu.com/ - ・被災したヨットの帆でバックを製作「いわてマリンフィールド」(宮古市)Facebook
https://ja-jp.facebook.com/iwatemarinefield
丹青社 東北復興プロジェクト プロジェクトリーダー メッセージ
コマーシャルスペース事業部 平地 洋
東日本大震災の発災から10年まで、あと半年を切りました。被災地域の復旧・復興に向けた「集中復興期間」から復興まちづくりや産業の再生等に取り組む「復興・創生期間」にかけて、これまで社会が一体となって取り組んできた復興事業・支援事業は多くの実を結びました。また、昨年より沿岸部には復興商店街などが相次いでオープンし、被災地に明るい話題をもたらしています。一方、被災地における「交流人口の拡大」「こころの復興」「空地問題」などの課題は解決途上で、専門的な知見や道しるべをいまも必要としています。
4回目を迎えるはずでした本イベントは残念ながら開催見送りとなりましたが、震災から10年目を迎えるこの機会にあらためて、東日本大震災被災地域に「なにができるか」「なにが役に立つのか」を皆さまとともに考えていきたいと思います。
被災地における丹青社のアクション:関連実績紹介
参考情報
CSRの取り組み > その他CSRの取り組み > 復興支援活動
復興庁「復興の現状と課題」令和2年9月版
https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-1/material/2020_9_genjoutokadai.pdf
その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。