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2020年 ドバイ国際博覧会 日本館

「アイディアの出会い」をテーマに、日本のさまざまなコンテンツを次世代型展示で魅せる展示空間

  • イベント空間
  • アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザイン。折り紙を表現した立体格子と和紙のような薄い皮膜が日除けとなり建築を包み込んでいる。

    アラベスクと日本の麻の葉文様を組み合わせたファサード・デザイン。折り紙を表現した立体格子と和紙のような薄い皮膜が日除けとなり建築を包み込んでいる。

  • 『シーン1:日本との出会い』極微細のミストに映像を投影することで、幻想的で没入感のある映像・空間を表現、物語の中へ誘う

    『シーン1:日本との出会い』極微細のミストに映像を投影することで、幻想的で没入感のある映像・空間を表現、物語の中へ誘う

  • 『シーン2:出会いの歴史としての文化』外来の知恵や技術を受け入れながら、決して迎合することなく独自の発展を遂げてきた日本の歴史を振り返る

    『シーン2:出会いの歴史としての文化』外来の知恵や技術を受け入れながら、決して迎合することなく独自の発展を遂げてきた日本の歴史を振り返る

  • 『シーン3:現代日本のテクノロジー』日本の視点から世界に貢献する数々のソリューションを日常にあるもので見立てた精巧な模型作品を展示

    『シーン3:現代日本のテクノロジー』日本の視点から世界に貢献する数々のソリューションを日常にあるもので見立てた精巧な模型作品を展示

  • 専用スマートフォンを貸し出し、位置情報に合わせて展示解説や音響が流れる音声ARシステム

    専用スマートフォンを貸し出し、位置情報に合わせて展示解説や音響が流れる音声ARシステム

  • 『シーン4:私たちの今と課題』鏡を利用した無限反射空間の中で、地球規模で解決が求められる課題を自身の姿と共に見つめ自分事として捉える

    『シーン4:私たちの今と課題』鏡を利用した無限反射空間の中で、地球規模で解決が求められる課題を自身の姿と共に見つめ自分事として捉える

  • 『シーン5:アイディアの出会い』ARシステムで得た行動履歴情報から作成されたグラフィックアートが360度スクリーンのシアターに投影される

    『シーン5:アイディアの出会い』ARシステムで得た行動履歴情報から作成されたグラフィックアートが360度スクリーンのシアターに投影される

  • 『シーン6:いのち輝く未来社会のデザイン』2025年大阪・関西万博を紹介。ここまでに感じた社会課題や解決に向けたアイディアをスマートフォンを使いメッセージとして残すことで来場者のアイディアを次の万博へつなげる

    『シーン6:いのち輝く未来社会のデザイン』2025年大阪・関西万博を紹介。ここまでに感じた社会課題や解決に向けたアイディアをスマートフォンを使いメッセージとして残すことで来場者のアイディアを次の万博へつなげる

  • 2020年ドバイ国際博覧会において、博覧会国際事務局(BIE)が主催するパビリオンプライズの授賞式が行われ、当社が携わりました日本館が大規模パビリオンカテゴリ展示部門で「金賞」を受賞。日本館は万博内で最も評価の高いパビリオンとして評価されました。左:丹青社 高橋貴志会長 右:中村富安 日本政府代表

    2020年ドバイ国際博覧会において、博覧会国際事務局(BIE)が主催するパビリオンプライズの授賞式が行われ、当社が携わりました日本館が大規模パビリオンカテゴリ展示部門で「金賞」を受賞。日本館は万博内で最も評価の高いパビリオンとして評価されました。左:丹青社 高橋貴志会長 右:中村富安 日本政府代表

  • 2020年 ドバイ国際博覧会 日本館
  • 『シーン1:日本との出会い』極微細のミストに映像を投影することで、幻想的で没入感のある映像・空間を表現、物語の中へ誘う
  • 『シーン2:出会いの歴史としての文化』外来の知恵や技術を受け入れながら、決して迎合することなく独自の発展を遂げてきた日本の歴史を振り返る
  • 『シーン3:現代日本のテクノロジー』日本の視点から世界に貢献する数々のソリューションを日常にあるもので見立てた精巧な模型作品を展示
  • 専用スマートフォンを貸し出し、位置情報に合わせて展示解説や音響が流れる音声ARシステム
  • 『シーン4:私たちの今と課題』鏡を利用した無限反射空間の中で、地球規模で解決が求められる課題を自身の姿と共に見つめ自分事として捉える
  • 『シーン5:アイディアの出会い』ARシステムで得た行動履歴情報から作成されたグラフィックアートが360度スクリーンのシアターに投影される
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  • 2020年ドバイ国際博覧会において、博覧会国際事務局(BIE)が主催するパビリオンプライズの授賞式が行われ、当社が携わりました日本館が大規模パビリオンカテゴリ展示部門で「金賞」を受賞。日本館は万博内で最も評価の高いパビリオンとして評価されました。左:丹青社 高橋貴志会長 右:中村富安 日本政府代表

撮影:Jon Wallis Photography

実績について

概要 「心をつなぎ、未来を創る」をメインテーマに開催されたドバイ万博。日本館では、「アイディアの出会い」をテーマに、日本のさまざまなコンテンツを最新のテクノロジーで魅せる展示空間として構成しています。来場者は各ゾーンを進みながら、「多様な出会いを大切にすることで、新しいアイディアが生まれ、交流し、未来がよりよい方向に変わりゆくこと」を体感し、2025 年日本で開催される「大阪・関西万博」へとつなぐアクションを生み出します。主に6つのシーンで構成され、それぞれにテーマを持った展示・体験・演出空間になっています。
課題・テーマ 日本が古くから出会いを大切にし、外部から知恵や文化を吸収することで新しいアイディアを生み出し、独自の価値へと昇華させてきたことを踏まえ、「日本は未来に向けて地球的な視野でアイディアの出会いを生む結節点となり、それらを融合させることで、より良い世界へ向けたアクションを生み出していく」と言うビジョンを展示施工で表現すること。また、それらの展示を万博開催期間の半年間、スムーズに体験して頂けるように保守管理すること。
解決策・実現策 さまざまな分野の日本を代表するトップクリエイターと議論を重ね、位置情報を活用した音声ARシステムや新たな映像演出手法を取り入れることで世界的にも例のない展示体験を確立しました。幻想的な没入体験と共に行動をデータ化し、その日その時に集まった来場者のデータによってクライマックスシーンが形成されるシステムでテーマに合った体験を実現しました。また、複雑なシステムが正しく稼働するかの検証や、日本で企画された展示を現地調達する素材で再現するための事前検証を何度も重ねました。

基本情報

事業主 幹事省:経済産業省 副幹事省:総務省、文部科学省、農林水産省、国土交通省 参加機関:独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)
業務範囲 総合プロデュース:株式会社電通ライブ
建築設計:有限会社永山祐子建築設計・株式会社NTTファシリティーズ
展示施工、演出管理、保守管理:2020年ドバイ国際博覧会 日本館 展示制作コンソーシアム(ムラヤマ・丹青社)
担当者 演出ディレクション:阪田 まゆ子、石橋 遼太朗
テクニカルディレクション:小林 勇
制作・施工:山中 裕介、長谷川 裕二
プロジェクトマネジメント:長谷川 敬一、二野 雄介、石橋 遼太朗
受賞情報 博覧会国際事務局(BIE)主催「大規模パビリオン展示部門」 金賞
所在地 ドバイ(アラブ首長国連邦)
オープン日 2021年10月1日
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※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。