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JA兵庫六甲 御影JA総合センター

地域の“食”を楽しみ、人々の交流を生み出す、JAの新しい取り組みを具現化した施設

  • 商業空間
  • 正面ファサード昼景。六甲杉の木ルーバーをルーバーと同色の外壁に配置し、傾きによる陰影がグラデーションを強調する

    正面ファサード昼景。六甲杉の木ルーバーをルーバーと同色の外壁に配置し、傾きによる陰影がグラデーションを強調する

  • ファサード夜景。木ルーバーの背面に間接照明を仕込み、地域に溶け込みつつも柔らかな光が施設の存在をアピールする

    ファサード夜景。木ルーバーの背面に間接照明を仕込み、地域に溶け込みつつも柔らかな光が施設の存在をアピールする

  • 1階カフェ入口からカウンターを見る。ナチュラルな木目と表情のあるタイルを使用し、地域の食材を引き立たせる

    1階カフェ入口からカウンターを見る。ナチュラルな木目と表情のあるタイルを使用し、地域の食材を引き立たせる

  • 1階直売所レジから店内を見る。天井には活気あふれるマーケットを表現した照明デザインと、精肉店が一体の空間となっている

    1階直売所レジから店内を見る。天井には活気あふれるマーケットを表現した照明デザインと、精肉店が一体の空間となっている

  • JA兵庫六甲 御影JA総合センター
  • ファサード夜景。木ルーバーの背面に間接照明を仕込み、地域に溶け込みつつも柔らかな光が施設の存在をアピールする
  • 1階カフェ入口からカウンターを見る。ナチュラルな木目と表情のあるタイルを使用し、地域の食材を引き立たせる
  • 1階直売所レジから店内を見る。天井には活気あふれるマーケットを表現した照明デザインと、精肉店が一体の空間となっている

撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ

実績について

概要 JAバンクやJA共済の支店といった「金融機関」、地域の農畜産物や加工品を販売する「直売所」、地域の食材を使った料理やスイーツを提供する「惣菜販売・カフェ」などが入った複合施設です。“食”を愛する人たちを結び、多様な活動を実践し提供するこの場所は、人々が集まり、地域の農畜産物の消費を高め、地域をより一層活気づかせることができる「食と農を通じた地域交流拠点」になることを目指しています。
課題・テーマ JAの新しい取り組みとして、農家と消費者や他事業者を繋げることで、販売力を強化し、継続的に発展するビジネスモデルをつくること。また、住宅街に位置するため、地域住民のプライバシーに配慮すること。
解決策・実現策 複合施設にすることで、農家と消費者や他事業者との交流が生まれ、販売が促進されるとともに、新しい農業ビジネスへの参入に繋がることを目指しました。既設のJAにはない“しつらえ”を具現化することで、新業態をつくろうという意思表明とチャレンジする実行力をアピールしています。また、閑静な住宅街に位置することから、外壁に設けた斜めの木ルーバーで、周辺からの視線をしっかりと遮断し、地域住民の日常生活に支障をきたさないように配慮しました。
環境配慮設計 よりエネルギー消費量の少ない建築物を建てることを目指し、省エネルギー設計を行いました。

基本情報

事業主 兵庫六甲農業協同組合
業務範囲 施設コンセプト企画、デザイン・設計
担当者 ディレクション:瀬野 文雄
デザイン・設計:清本 友輝
受賞情報 「第37回ディスプレイ産業賞(2018)」入選
所在地 兵庫県
オープン日 2018年3月
ウェブサイト http://www.jarokko.or.jp/Contents/Map/AccessMap/Links_Area_Seishin.html
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※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。