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富士通研究所 岡田記念ライブラリー

デジタル技術と日本文化が融合したおもてなし空間

茶事でおもてなしできる「茶室」を備えた和の雰囲気が印象的な空間


事例概要

富士通研究所が取引先各社を招く「おもてなし空間」。来場者が「富士通研究所が時代を汲みながら日本文化の形成と醸成を陰で支え、牽引する存在であること」を茶室空間を通じて体感できる場であるとともに、社内研究員同士が普段とは異なる雰囲気の中で、新しい発想や知識の習得、共有を行える交流の場にもなっています。社内外の垣根を越えてコミュニケーションし、共創するための空間です。

課題/テーマ

先端テクノロジーを研究開発する富士通研究所内に迎賓空間をつくるにあたり、富士通らしい新しいおもてなしの作法を創出すること。

解決策/実現策

来場者をおもてなしする富士通らしい迎賓空間として、日本文化×ICTを組み合わせた新しい茶室空間を展開。富士通研究所が開発した部屋全体をデジタル化する「空間UI(User Interfaceの略)」技術を用い、来場者の行動に合わせた映像コンテンツを壁面や床に投影するインタラクティブな茶室空間を実現しました。日本の伝統文化と最先端技術が融合された富士通らしい多目的空間としました。

環境配慮設計

スロープの設置や、小上がりに上がらずとも茶事を見ることができる「舞台式」として茶室を使用できるようにするなど、UDに配慮した設計を行いました。

事業主
(株)富士通研究所
業務範囲
全体ディレクション、企画、映像コンテンツデザイン・制作:富士通デザイン(株)
デザイン・設計、制作・施工:(株)丹青社
当社担当者
ディレクション:野村一樹
プロジェクトマネジメント:新木英和、近藤完
デザイン・設計:野村一樹
制作・施工:山下悠輔、関野宏樹
受賞情報
[ 日本空間デザイン賞2019 ] 入選
所在地
神奈川県
オープン
2018年10月
ウェブサイト
https://www.fujitsu.com/jp/group/labs/

空間に散りばめられた「和」の要素と最新技術を使った映像演出により、五感で和の文化を感じることができる

日本の美の感覚の1つ「陰翳(いんえい)の美」を楽しむため、シーンに応じた空間演出をすることで趣のある空間を味わえる

茶事の流れを妨げず、茶道の作法を⽰し、さりげなく次の⾏動を促すなどの演出をその場の状況を読み取るセンシングを使用し、モーショングラフィックスで自律的に行う

茶事が行われないときには「空間UI」を活用したワークショップが行われるなど、ミーティングの場としても利用される

撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ、写真提供:富士通デザイン(株)


※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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