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伊藤傳三記念館

デジタル展示を活用し、86㎡という限られた空間でさまざまな来館者へ創業者の志と多様な功績を伝える

白色のドーム天井が特徴の展示室。来館者は中央テーブルまわりに座り、正面と左右の映像・情報コンテンツ展示を鑑賞する


事例概要

伊藤ハム創業90周年の記念事業として創業の地に設立された、創業者・伊藤傳三の志を伝える記念館です。伊藤傳三の事業への取り組みを通じ、食肉加工産業の発展へと導いた道のりを広く紹介・公開しています。伊藤傳三の「事業を通じて社会に奉仕する」という精神を受け継ぎ設立された「公益財団法人伊藤記念財団」、「公益財団法人伊藤文化財団」と「伊藤ハム株式会社」が共同で運営しています。

課題/テーマ

伊藤傳三のチャレンジ精神や、時代を読む力、技術を広く公開するなど業界発展に寄与した志を、マンションの一室と同区画の86㎡(約26坪)という限られた空間の中で表現すること。
社員、取引先、業界の関係者や研究者、文化・芸術振興に携わる方、学生、地域の方といった幅広いターゲットそれぞれに満足いただける施設にすること。

解決策/実現策

伊藤傳三の多様な功績をあますところなく伝えるため、映像・情報コンテンツをベースとしたデジタルメインの展示を採用。来館者の属性や目的に合わせて展示内容を自由に変えられるシステムを構築し、限られた空間ですべての来館者に満足していただくための仕組みを考案しました。
展示室は白色のドーム天井とし、長い歴史と加工技術を空間全体からも感じてもらえるよう「熟成」をテーマとした深みのあるマテリアルで構成。来館者が創業者・伊藤傳三の想いと向き合うことができる荘厳な空間としています。

事業主
伊藤ハム(株)、(公財)伊藤記念財団、(公財)伊藤文化財団
業務範囲
展示企画、デザイン・設計、制作・施工
当社担当者
デザインディレクション:馬場健二
デザイン・設計:村上瑛里子
制作・施工:髙野浩司
プロジェクトマネジメント:大内保葉
所在地
兵庫県
オープン
2023年2月
ウェブサイト
https://www.itodenzo-memorialmuseum.com/

創業の地で再開発、建設された分譲マンション。1階角区画が伊藤傳三記念館

エントランスに入ると銅像と重厚な展示室への扉が出迎える

扉を開けると柔らかい光に包まれた展示室が現れる

来館者の属性や目的に合わせて展示内容、運営方法を自由に変えられるシステムを採用

出版物や研究資料、関連書籍を閲覧できるライブラリー

撮影:山田 誠良


※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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