下関 春帆楼 東京店
日清講和条約の舞台である下関本店の和洋折衷を想起させる店
昭和初期の和洋折衷なインテリアの洋個室。本店敷地内の日清講和記念館に展示されている、当時の会場を再現
事例概要
下関に本店を構え、ふぐ料理をはじめとした山口県の新鮮な食材を使った料理を提供する、春帆楼の東京店。平河町にある、明治大正時代に活躍した山口県出身の政治家 杉孫七郎の屋敷跡にオープン。
日清講和条約の舞台として名高い春帆楼本店のもつ、和洋折衷の雰囲気を基調としながら、テーブル席・和洋個室・貴賓室が設けられ、少人数から団体まで、接待や会食、慶事などの様々な場面で利用できます。
課題/テーマ
訪れた人に春帆楼の歴史と文化を感じさせ、下関本店を想起させつつも、東京店として他にはない店舗を実現すること。
解決策/実現策
本店の和洋折衷を想起させる雰囲気をつくり上げるため、カーペットや照明器具、家具などの調度品の細部にまで配慮。また、本店からのぞめる関門海峡をイメージした波のモチーフを用いたり、実際に本店にて数々の宴を彩った皿を展示するなどの工夫を随所に展開。本店の雰囲気を感じさせつつも、他の店舗にはない東京店独自の空間を実現しました。
- 事業主
- (株)春帆楼
- 業務範囲
- デザイン・設計、制作・施工
- 当社担当者
- デザイン・設計:蓮見淳一
- 受賞情報
- 「DSA空間デザイン賞2013」DSA賞
「第47回SDA賞」奨励賞
- 所在地
- 東京都
- オープン
- 2012年9月
- ウェブサイト
- http://www.shunpanro.com/
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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