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秋田県防災学習館

壁面のグラフィックデザインが機能的に働く、総合防災体験施設

  • 文化空間
  • 姿勢センサーや音響演出によってよりリアルな体験ができる、煙中体験コーナー

    姿勢センサーや音響演出によってよりリアルな体験ができる、煙中体験コーナー

  • 新設された150インチの大型スクリーンを備えた42人着席可能な、防災シアター

    新設された150インチの大型スクリーンを備えた42人着席可能な、防災シアター

  • 大型映像と連動して、前後左右の揺れに加えて縦揺れや過去の大地震の揺れも体験できる、地震体験コーナー

    大型映像と連動して、前後左右の揺れに加えて縦揺れや過去の大地震の揺れも体験できる、地震体験コーナー

  • 大型スクリーンを使った映像によって迫力のある消化訓練ができる、消火体験コーナー

    大型スクリーンを使った映像によって迫力のある消化訓練ができる、消火体験コーナー

  • 秋田県防災学習館
  • 新設された150インチの大型スクリーンを備えた42人着席可能な、防災シアター
  • 大型映像と連動して、前後左右の揺れに加えて縦揺れや過去の大地震の揺れも体験できる、地震体験コーナー
  • 大型スクリーンを使った映像によって迫力のある消化訓練ができる、消火体験コーナー

撮影:株式会社パズルリング

実績について

概要 秋田県由利本荘市の消防学校に併設された「擬似体験施設」が、「防災学習館」としてリニューアルオープンしました。防災啓発を目的とした「防災シアター」、画面映像の動きに合わせて足元の装置が動く「地震体験コーナー」を県内で初めて導入し、更に消火体験、煙中体験等、既存体験設備の充実化を図り、総合防災体験施設として生まれ変わりました。
課題・テーマ 増加している小学校団体見学利用者に対する空間的収容能力の確保や、最新の防災体験装置の導入などのハード面の整備と、「想定秋田沖地震」を加えた「災害の実際」と「備えの大切さ」に関する、情報訴求力向上などのソフト面の整備を、制約のある既存空間の中に両立させること。
解決策・実現策 シンプルな配置計画により、制約のある既存空間の中に新たな体験要素の追加、収容力の増加を実現。壁面を大きく使った視認性の高いグラフィックデザインにより、わかりやすく明快なゾーニングと情報伝達力の向上を両立させました。モノトーンカラーをベースに、秋田をイメージした山吹色をアクセントで差し入れることによって空間にメリハリと奥行き感を生み出し、さまざまな利用者が親しみやすい、軽快で明るい雰囲気の体験施設をつくりあげました。

基本情報

事業主 秋田県
業務範囲 デザイン・設計、制作・施工
担当者 ディレクション、デザイン・設計:高柳 敦
受賞情報 「第48回SDA賞」東北地区賞
所在地 秋田県
オープン日 2014年3月
ウェブサイト http://www.pref.akita.lg.jp/www/contents/1391647468758/index.html
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