特別エキシビション エルメス「レザー・フォーエバー」
重要文化財「表慶館」の魅力を生かした特別展覧会
「ノマドの精神」 職人たちのアイデアとノウハウが形になった、機能的で洗練された鞄たち
事例概要
1837年の創業以来、エルメス様が情熱を傾け続けてきた素材、レザーの世界を伝える、詩的な魅力にあふれた特別展覧会です。上野の東京国立博物館「表慶館」にて2014年12月2日~23日の期間限定で開催されました。馬具工房として創業し、現在は服飾品・装身具・香水などの商品を扱うエルメス。会場ではその歴史と、職人たちの驚くべき技術の数々が紹介され、革職人によるデモンストレーションが繰り広げられるなど、歴史あるメゾンのこだわりを目の当たりにした来場者を魅了しました。
課題/テーマ
上海、ローマ、ロンドン、マドリード、台北、香港という世界各国を巡回してきた展示を、重要文化財である東京国立博物館「表慶館」の特性をいかして実現すること。
解決策/実現策
世界の主要都市で繰り広げられた展示を東京で開催するにあたり、「表慶館」を舞台にフランスのデザイナーにより会場構成されました。12の展示室にはそれぞれテーマが設けられ、各部屋において異なるカラーリングや商品展示が展開されました。重要文化財である「表慶館」での施工に際しては数々の制約がありながらも、エルメス本社の監修のもと、フランスのデザイナー、エンジニア、照明デザイナーとともに、会場の魅力を最大限にいかした展示をつくりあげました。
- 事業主
- エルメスジャポン株式会社
- 業務範囲
- 制作・施工
- 当社担当者
- 制作・施工:早川淳也
- 所在地
- 東京都
- オープン
- 2014年12月
撮影:RINO KOJIMA (ライツ撮影事務所.)
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