サイト内検索
独創的かつスタイリッシュな作品の世界観を醸成する、空間の体感性を重視した原画展
撮影:株式会社クドウ オリジナルフォト
概要 | 2001年から15年間、週刊少年ジャンプに連載された『BLEACH』初の原画展。20周年プロジェクトの中核として開催されたリアルでのイベントであり、二次元の作品鑑賞に留まらない「空間ならでは」の体感性を重視しました。 会場の大空間を活かした圧倒感、スタイリッシュな作風を象徴する白と黒の色遣いにこだわることで、独創的な作品世界に没入できるような演出空間としました。 |
---|---|
課題・テーマ | 連載完結から5年を経て開催されるイベントに対して、来場者層を予測した上で、原画をそのまま見せるだけではない作品の世界観を醸成し、来場者の感情を引き込む空間とすること。 |
解決策・実現策 | ターゲットは作品のコアファンとしつつ、スタイリッシュさやモノトーンの世界など、ライトファンにも響く明快な空間演出により、多様なファン層の共感が得られる展示を目指しました。 展覧会用のオリジナル映像と奥行き感のある会場特性を活かした複層的な構成により、本来二次元である漫画作品を三次元的に見せることで、リアルの空間でこそ実現できる「原画展ならではの体験」を創出しました。 |
環境配慮設計 | 3R設計:予定されている巡回展の他会場でも再利用できるサイズ、グラフィックの仕様に配慮しました。/ユニバーサルデザイン:車椅子でも十分に作品鑑賞ができるような展示作品の高さ、十分な通路幅や動線に配慮しています。/文化財保存設計:原画展示に際し、照明には紫外線カットフィルタの使用、全コーナーにおいて作品に対する照度の調整を行いました。 |
事業主 | 大日本印刷(株) |
---|---|
業務範囲 | 監修:(株)集英社 展示企画、デザイン・設計、制作・施工:(株)丹青社 |
担当者 | プロデュース:澤畠寿成、中嶋和美、石井志織 展示ディレクション:加藤 剛 展示企画:西野瞳子 デザイン・設計:上遠野 幹弥、石渡美穂 映像ディレクション:平田研也 制作・施工:原田雄弘、藤ノ木蒔子、 高橋一孫 テクニカルディレクション:小林 勇 プロジェクトマネジメント:杉山一樹 |
所在地 | 東京都 |
オープン日 | 2021年12月 |
ウェブサイト | https://bleach-exhibition.com/ |
タグ |
展示ディレクション
加藤 剛
プロモーション、商業施設設計を経て、現在は主に文化、コミュニケーションスペースのデザインディレクションを手がける。「背景にある物語」「おもてなしのサプライズ」「空間における皮膚感覚」を大切に、「訪れた方の人生をちょっとだけゆたかに」する施設づくりを心がけている。
主な実績
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
大阪・関西万博 ガスパビリオン おばけワンダーランド
リアルとバーチャルが融合した、学習型エンターテインメント施設
大阪・関西万博 日本館
ウォッチズ・アンド・ワンダーズ ジュネーブ 2025
グランドセイコー
ブランドの世界観やメッセージを世界に向けて訴求
ニジゲンノモリ×アニメ「鬼滅の刃」 ナイトウォーク 無限城への軌跡
全長1.2kmの夜の森で、鬼殺隊と鬼たちの激闘の軌跡を、光や音の圧倒的な迫力で体験する
ニジゲンノモリ「BLEACH THE NIGHT WALK WARFARE」
TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇』の世界を、「ニジゲンノモリ」の大自然の中で再現
2022東京国際包装展 レンゴーブース
環境に配慮したブース展開で包装の未来に向けたメッセージを伝える
JAPAN MOBILITY SHOW ISUZU GROUP
いすゞグループが描く、新しい「運ぶ」の未来を発信
TOKYO GAME SHOW 2022 集英社ゲームズブース
魅力的なゲームタイトルが次々と目に飛び込んでくる存在感のあるブースを実現