富山第一銀行本店・本部
シンプルかつ重厚。歴史ある銀行に相応しい佇まい
旧本店のイメージを残しながら、最新技術を駆使し、形状にこだわった石造りの1Fファサード
事例概要
創立70周年を誇る富山第一銀行の本店及び本社の移転に伴う新装プロジェクトです。隈研吾建築都市設計事務所が建築設計を手掛け、富山市の図書館とガラス美術館が入居する再開発ビル「TOYAMAキラリ」内に移転しました。当社は、B1F来客ホール、1F本店営業部、7F行員エリア、8F役員・来客エリア及び行員エリア、9Fホールの設計を担当しました。
課題/テーマ
歴史ある銀行の本店として、伝統を感じさせつつ、時代性に合う新しい顔に相応しいデザインにすること。また、従来の縦割り組織でなく、横割り組織の意識を行員に喚起できる空間にすること。
解決策/実現策
外構は石を使用したシンプルかつ重厚感のあるデザインにしながらも、店内にも外光が差し込むように、富山県の名産である高岡ガラスを使用し、歴史ある銀行に相応しい佇まいとしました。執務エリアでは、階層をまたぐ開放的な吹抜空間や、誰でも気軽に使用できるミーティングエリアを設け、行員が部門を超えて交流をはかりやすい空間を実現しました。
- 事業主
- ㈱富山第一銀行
- 業務範囲
- デザイン・設計、制作・施工:㈱丹青社
プロジェクトマネジメント:凸版印刷㈱
- 当社担当者
- ディレクション:瀬野文雄
デザイン・設計:瀬野文雄、高村梨那
プロジェクトマネジメント:林久就
制作・施工:中澤充俊
- 受賞情報
- 「JCDデザインアワード2016」 BEST100
- 所在地
- 富山県
- オープン
- 2015年6月
- ウェブサイト
- https://www.first-bank.co.jp
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
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