ミライザ大阪城
公園内の歴史的建造物をコンバージョンした複合施設
元貴賓室から繋がるテラスでは、大阪城の全景を見上げながら食事やカフェを楽しめるスペースを創出
事例概要
大阪城公園の魅力向上施策の一つとして、大阪城天守閣と同じ本丸エリアに位置する歴史的建造物のもと大阪市立博物館(旧陸軍第四師団司令部庁舎)をコンバージョンした複合施設です。当社は、施設コンセプト企画、MD(マーチャンダイジング)企画、内装監理、核テナントのリーシングとデザイン・設計、制作・施工を担当しました。
課題/テーマ
施設のある本丸エリアに店内でゆっくり時間を過ごせる飲食施設がないため、滞在時間が短く機会損失していること。この課題を解決し、公園利用者の利便性向上、公園全体の魅力向上、事業者の収益性向上を図るために、施設の歴史的価値とポテンシャルを活かした活用計画を策定すること。
解決策/実現策
2階・3階・屋上に建物の雰囲気を活かして、レストラン・バンケット運営を手がける(株)ポジティブドリームパーソンズの「THE LANDMARK SQUARE OSAKA」を誘致し、飲食施設を新設。立地のポテンシャルを最大限に活用して、歴史ある洋館で天守閣を間近に望みながら食事を楽しむという大阪城公園の新たなシーンの創出を提案しました。また、来園客の多くを占めているアジア圏の観光客を取り込みつつ、日本人感覚に訴求する施設開発をおこなうことで、地元の人々にも国内外観光客にも愛される施設を目指しました。
- 事業主
- <ミライザ⼤阪城>
⼤阪城パークマネジメント(株)
<THE LANDMARK SQUARE OSAKA>
(株)ポジティブドリームパーソンズ
- 業務範囲
- <ミライザ⼤阪城>
各種調査、施設コンセプト企画、MD企画、テナントリーシング(⼀部)、内装監理
<THE LANDMARK SQUARE OSAKA>
デザイン・設計、制作・施⼯
- 当社担当者
- <ミライザ⼤阪城>
プロジェクトマネジメント:⼤内保葉
プランニング、MD企画、テナントリーシング:安藤 亨、久光⿇紀、堀尾奈央
<THE LANDMARK SQUARE OSAKA>
デザインディレクション:万井 純
デザイン・設計:⼩出美希
制作・施⼯:桑村正則
プロジェクトマネジメント:⾼松宣城
- 受賞情報
- 「DSA日本空間デザイン賞2018」入選(THE LANDMARK SQUARE OSAKA)
- 所在地
- 大阪府
- オープン
- 2017年10月
- ウェブサイト
- https://www.miraiza.jp/
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
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