© TANSEISHA Co., Ltd.

三井ショッピングパーク ららぽーと堺

憩いとにぎわいを創出する、多機能な屋内型スタジアムコートを中心とした商業施設

  • 商業空間
  • 屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」(ファンスタクロススタジアム)。<br> 542インチのメインビジョンとセンターコートを取り囲むリボンサイネージによって空間の一体感を創出

    屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」(ファンスタクロススタジアム)。
    542インチのメインビジョンとセンターコートを取り囲むリボンサイネージによって空間の一体感を創出

  • 間接照明に調光調色システム『Synca』(遠藤照明)を採用。時間とともにさまざまに変化する空間を創出する(映像:大成建設)

  • Fansta XROSS STADIUM:通常時は芝生マットと可動家具によって、公園のような遊びと憩いの場を創出

    Fansta XROSS STADIUM:通常時は芝生マットと可動家具によって、公園のような遊びと憩いの場を創出

  • Sakai Food Stadium:定期的な店舗の入れ替えを想定した、カジュアルに利用できるシステムのフードホール

    Sakai Food Stadium:定期的な店舗の入れ替えを想定した、カジュアルに利用できるシステムのフードホール

  • Sakai Food Stadium:イエローをキーカラーとし、吹抜部と周囲をつなぐ導線にスタジアムならではの高揚を生み出すグラフィックを施している

    Sakai Food Stadium:イエローをキーカラーとし、吹抜部と周囲をつなぐ導線にスタジアムならではの高揚を生み出すグラフィックを施している

  • イベント時には3×3バスケットボールの公式試合が開催できる。ビジョンと照明により没入感のある空間演出を実現した

    イベント時には3×3バスケットボールの公式試合が開催できる。ビジョンと照明により没入感のある空間演出を実現した

  • 吹抜けの休憩スペースを、中心部のノード(結び目)と捉え、モールから視認できるリング状の意匠を採用。フードホールと吹抜空間の一体感を創出

    吹抜けの休憩スペースを、中心部のノード(結び目)と捉え、モールから視認できるリング状の意匠を採用。フードホールと吹抜空間の一体感を創出

  • 縦導線をアイキャッチとなるノードとし、モール中間部にサブノードとして設けたレストスペースは、飽きずに回遊できる仕掛けとなる

    縦導線をアイキャッチとなるノードとし、モール中間部にサブノードとして設けたレストスペースは、飽きずに回遊できる仕掛けとなる

  • Sakai Food Kitchen:エリア最大級となる約1400席を有する3Fの大型フードコート。堺市の時代に紐づけた「過去・現代・未来」をテーマに3つのゾーンに分け、一日を通して利用できる空間とした

    Sakai Food Kitchen:エリア最大級となる約1400席を有する3Fの大型フードコート。堺市の時代に紐づけた「過去・現代・未来」をテーマに3つのゾーンに分け、一日を通して利用できる空間とした

  • 三井ショッピングパーク ららぽーと堺
  • Fansta XROSS STADIUM:通常時は芝生マットと可動家具によって、公園のような遊びと憩いの場を創出
  • Sakai Food Stadium:定期的な店舗の入れ替えを想定した、カジュアルに利用できるシステムのフードホール
  • Sakai Food Stadium:イエローをキーカラーとし、吹抜部と周囲をつなぐ導線にスタジアムならではの高揚を生み出すグラフィックを施している
  • イベント時には3×3バスケットボールの公式試合が開催できる。ビジョンと照明により没入感のある空間演出を実現した
  • 吹抜けの休憩スペースを、中心部のノード(結び目)と捉え、モールから視認できるリング状の意匠を採用。フードホールと吹抜空間の一体感を創出
  • 縦導線をアイキャッチとなるノードとし、モール中間部にサブノードとして設けたレストスペースは、飽きずに回遊できる仕掛けとなる
  • Sakai Food Kitchen:エリア最大級となる約1400席を有する3Fの大型フードコート。堺市の時代に紐づけた「過去・現代・未来」をテーマに3つのゾーンに分け、一日を通して利用できる空間とした

撮影:鈴木 賢一

実績について

概要 関西エリア4店舗目となる『三井ショッピングパーク ららぽーと』。施設の中央に、憩いの場からスポーツイベントまで対応する多機能な屋内型スタジアムコート「Fansta XROSS STADIUM」を設置。周囲にスタジアムフードホールを併設し、施設の中心地を生み出すことで、ファミリーをメインとしながらも幅広い世代に向けて日常/非日常ともに多様な体験ができるチャネル(接点)を提供し、地域交流の中心拠点としての役割を目指します。
課題・テーマ 施設の特徴として集客装置となるような新規性のある中央吹抜を設け、活用すること。食空間を分散的に配置し、集客と回遊の仕掛けをつくること。
さらに有効面積を最大化する吹抜けのないモール空間も実現すること。
解決策・実現策 中央にスタジアムコートを配置、館内に食のゾーンを分散させつつ、吹抜空間を「ノード空間」と位置づけて上下階の回遊性を強化。中央吹抜部の周囲にフードホールを併設し、吹抜部の床面を一段下げることで立体的な空間構成とし、常に食とにぎわいのある滞在の場を創出しました。イベント時には空間を一変させる演出設備を常備し、日常の憩いの場から非日常のイベント空間へ変化する商業施設吹抜の新たなシーンを生み出しています。
環境配慮設計 3R設計:施設の環境配慮紹介スペース『SDGs Wall』に館の環境配慮紹介とともに、廃番品専門ECサイト「フォーアース(4earth)」で取り扱うアーティシャルフラワーを使用したグリーンパネルを製作しました。
省エネ設計:各サイネージは適正なスペックを導入。演出設備を常設とすることでイベント設備搬入をなくし、輸送に伴うCO2排出を削減します。
ユニバーサルデザイン:中央吹抜へW3000、1/15勾配のスロープを設置し、どなたでもアクセスしやすい広場を提供。ステージも段差を無くすことでユニバーサルな舞台づくりを実現しました。
安全設計:メリハリのある吹抜空間の活用により、迷いにくい施設とし、すべての段差や花壇なども安全面に配慮することで死角のない開放的な共用空間を実現しています。

基本情報

事業主 三井不動産(株)
業務範囲 【環境デザイン】
デザイン総括:大成建設一級建築士事務所
基本計画、基本設計:(株)丹青社
【スタジアムコート・フードホール】
基本計画、基本設計・実施設計、制作・施工:(株)丹青社
【フードコート】
基本計画、基本設計:(株)丹青社
実施設計、施工:(株)スペース
担当者 マスタープラン:石原 結
デザインディレクション(環境デザイン・スタジアムコート・フードホール・フードコート):高橋淳一
実施設計(スタジアムコート・フードホール):鈴木千秋
制作・施工:岩﨑謙司
プロジェクトマネジメント:岡島雄大
所在地 大阪府
オープン日 2022年11月
ウェブサイト https://mitsui-shopping-park.com/lalaport/sakai/
タグ
高橋 淳一

デザインディレクション(環境デザイン・スタジアムコート・フードホール・フードコート)

高橋 淳一

SC(ショッピングセンター)、駅、空港、再開発等、大型複合商業施設の空間づくりを中心に担当。開発段階からMD計画とともにデザインを練り上げることを得意とする。「街をより良くする商空間」を常に意識し、オープンまで施主に寄り添い、ともにつくりあげていく。同時にデザイン部門におけるBIMの推進責任者として、プロジェクトへのBIM導入のマネジメントに加え、社内外への情報発信を実施。ディスプレイ業におけるBIMの取り組みを牽引している。

主な実績

三井ショッピングパーク ららぽーと富士見、有明ガーデン、etomo祐天寺、東急東横線大倉山駅、ダイナシティWEST、東京メトロ上野駅(銀座線・日比谷線) ほか

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。