花巻市総合文化財センター
ウィンドウディスプレイの手法で、一体で語りかける資料展示を実現
展示室壁面を囲むように配置された、風景のような9つの展示 「早池峰ディスプレイ」
事例概要
花巻市内の多数の遺跡の調査・研究・収蔵保管拠点として、「学ぶ・体験する・見る・調べる」ことができる場の役割を担うとともに、市民をはじめ早池峰山を訪れる人々に、その豊かな自然・文化・信仰・歴史を総合的に紹介する施設です。
1Fは展示室をはじめ、体験学習室・研修企画展示室、2Fは図書資料室・調査研究室等で構成されています。
課題/テーマ
「早池峰山の自然」、「岳人たちの軌跡と国際交流」、「早池峰山信仰と神楽」、「縄文文化」の4つの異なるテーマと豊富な所蔵資料を融合させた、わかりやすい展示を実現すること。
解決策/実現策
地域のシンボル「早池峰山」をキーワードに、「早池峰山に育まれた自然・文化・信仰・歴史」をコンセプトとして展示を検討。各テーマでは、資料の持つ意味・背景・表情に着目しながら、資料が一体で語りかけてくるウィンドウディスプレイの手法を用い、風景のような展示「早池峰ディスプレイ」を展開。来館者に臨場感を与え、早池峰山により興味をもってもらうきっかけの場としました。
- 事業主
- 花巻市
- 業務範囲
- 展示企画、展示デザイン・設計、展示制作・施工
- 当社担当者
- プランニング:松丸裕之
ディレクション:小倉利隆
展示デザイン・設計:田中利岳
- 受賞情報
- 「ディスプレイ産業賞2012」奨励賞 (日本ディスプレイ業団体連合会賞)
「空間デザイン賞2012」入選
- 所在地
- 岩手県
- オープン
- 2011年5月
撮影:(株)アートプロフィール 江間洋一
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