日本赤十字社 献血ルーム伏見大手筋
京都伏見の街並みに溶け込む、和の香り漂う献血ルーム
広々とした待合スペース。左官、格子など和の要素をふんだんに取り入れ、来訪者をおもてなし
事例概要
歴史ある京都伏見の街並みに溶け込む、和の香り漂う献血ルーム。左官、木や布など自然素材をふんだんに取り入れたもてなしの空間は、人々にくつろぎと安心感を与えます。献血という温かな営みを通して、人と人とのつながりを育む場となり、気軽に何度でも訪れたくなる地域の「絆の場」として、世代を越えて愛され続けています。
課題/テーマ
地域密着型の献血ルームとして、地元の方により親しみを持って来訪してもらうこと。また、初めて来訪される方も安心して献血に参加できるような開放的な雰囲気をつくること。
解決策/実現策
地域に馴染みのある素材や技法を取り入れて、温かく親しみやすい雰囲気を醸成し、幅広い年齢層の方がくつろげるルームデザインを展開。また、献血者の緊張感をやわらげるため、入り口は中の雰囲気が垣間見える格子扉に、ルーム内はスタッフの目が行き届くよう開放的なレイアウトにしました。地域の方々の憩いの場として、多くの方々に来訪して頂ける献血ルームとなりました。
- 事業主
- 日本赤十字社
- 業務範囲
- デザイン・設計
- 当社担当者
- ディレクション:湯沢幸子
デザイン・設計:町田怜子
- 受賞情報
- 「ディスプレイ産業賞2012」特別賞 (日本経済新聞社賞)
「空間デザイン賞2012」入選
- 所在地
- 京都府
- オープン
- 2011年8月
撮影:山田 誠良
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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