阪急グランドビル24献血ルーム
「天空のヴィラ」をイメージした解放感溢れる大型献血ルーム
「幅広い年齢層にリラックス感を与える空間」をテーマに、パノラマビューを最大限活かした開放的な待合室
事例概要
大阪の中心地・梅田のパノラマビューを一望できる阪急グランドビルの高層階に位置する大型献血ルームです。
献血をする方や運営者すべてに心地よく過ごしていただけるような施設を目指しつつ、次世代の献血者の獲得に向けた新たな取り組みに挑戦したプロジェクトです。
課題/テーマ
年々増加傾向にある献血者を受け入れる、安全で快適な空間を提案すること。
献血リピーターや新規献血者(若年層)の獲得に向けた話題性のある施設づくりを図ること。
解決策/実現策
施設の特徴であるパノラマビューを内部に引き込む開放的なレイアウトを検討し、「天空のヴィラ」というコンセプトのもと献血体験の緊張感を和らげるような意匠を取り入れました。
献血により興味を持っていただく演出として、キャラクターを活用した映像コンテンツや大型のエントランスオブジェを導入しました。
環境配慮設計
ユニバーサルデザイン:車いすの方が安全に通行できるよう、献血ガイドラインに定められている通路幅より幅広に平面を計画しました。
- 事業主
- 日本赤十字社 近畿ブロック血液センター
- 業務範囲
- 施設コンセプト企画、デザイン・設計、制作・施工、映像制作、プロジェクトマネジメント
- 当社担当者
- ディレクション:大塚 知明
デザイン・設計:平田 千裕
制作・施工:高野 浩司、今村 智紀
映像企画:名雪 慎也
プロジェクトマネジメント:岸本 彩子
- 所在地
- 大阪府
- オープン
- 2024年3月
撮影:Yagi Noriyuki(株式会社 八木スタジオ)
ディレクション
大塚 知明
ディレクション
大塚 知明
物販店や飲食店など専門店のみならず、ホテル・空港・大型商業施設など幅広い分野で経験とノウハウを積む。事業主とエンドユーザー両方の視点に立ち、「ここでしかできない価値や仕組み」を抽出・融合し表現することで、メッセージ性とホスピタリティの価値を高めることを心がけている。地域の玄関口となる施設計画の経験も多く、地域発信・創生の観点から、さまざまな地域工芸や職人とのコラボレーションにも取り組んでいる。
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