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TAOYA日光霧降

世界的建築家の貴重な作品を、日光の雄大な自然を感じられるプレミアムリゾートに

  • ホスピタリティ空間
  • 曲線に曲げることで次から次に料理が見えてくる躍動感溢れるライブキッチン。世界的建築家ロバート・ヴェンチューリのコンセプトを大切に、食のにぎわいが溢れる山岳プレミアムリゾート空間を演出

    曲線に曲げることで次から次に料理が見えてくる躍動感溢れるライブキッチン。世界的建築家ロバート・ヴェンチューリのコンセプトを大切に、食のにぎわいが溢れる山岳プレミアムリゾート空間を演出

  • プレミアム化の目玉である標高約1000mに位置する屋上露天風呂。日光の自然と空とがシームレスにつながるインフィニティ風呂に(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)

    プレミアム化の目玉である標高約1000mに位置する屋上露天風呂。日光の自然と空とがシームレスにつながるインフィニティ風呂に(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)

  • 美しい朝焼けを望み、雄大な自然を感じられる屋上露天風呂。本施設の最大の価値が自然であることを常に意識しながらデザインを手がけた(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)

    美しい朝焼けを望み、雄大な自然を感じられる屋上露天風呂。本施設の最大の価値が自然であることを常に意識しながらデザインを手がけた(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)

  • 食を中心としたにぎわいと活気が彩る目抜き通り。左側は通りに面したカフェテラスのような空間とし、既存の建築与件に最大限の敬意を払いデザインを構築した

    食を中心としたにぎわいと活気が彩る目抜き通り。左側は通りに面したカフェテラスのような空間とし、既存の建築与件に最大限の敬意を払いデザインを構築した

  • ロバート・ヴェンチューリが最も大切にした『ヴィレッジストリート』、そのコンセプトそのままに新たなデザインへ昇華している

    ロバート・ヴェンチューリが最も大切にした『ヴィレッジストリート』、そのコンセプトそのままに新たなデザインへ昇華している

  • かつてのダンスホールから、バーを中心に据えたダイニングホールへ。既存のシャンデリアを分解しパーツを再構成することで、歴史に敬意を払いながら新たな息吹を空間に吹き込んだ

    かつてのダンスホールから、バーを中心に据えたダイニングホールへ。既存のシャンデリアを分解しパーツを再構成することで、歴史に敬意を払いながら新たな息吹を空間に吹き込んだ

  • メインダイニングホール:日光の雄大な自然を散策するように木々に見立てた籠を配置し、絶妙に見え隠れする「プライベート感」と「にぎわい感」を両立させている

    メインダイニングホール:日光の雄大な自然を散策するように木々に見立てた籠を配置し、絶妙に見え隠れする「プライベート感」と「にぎわい感」を両立させている

  • ラウンジ:ピアノの音色を聞きながら暖炉の火を囲んで憩う。暖炉上の吊りアートはSTUDIO SAWADA DESIGNによるもの

    ラウンジ:ピアノの音色を聞きながら暖炉の火を囲んで憩う。暖炉上の吊りアートはSTUDIO SAWADA DESIGNによるもの

  • 温もりを感じる木と銅板を使った山岳感ある顔づくりでゲストを出迎える

    温もりを感じる木と銅板を使った山岳感ある顔づくりでゲストを出迎える

  • TAOYA日光霧降
  • プレミアム化の目玉である標高約1000mに位置する屋上露天風呂。日光の自然と空とがシームレスにつながるインフィニティ風呂に(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)
  • 美しい朝焼けを望み、雄大な自然を感じられる屋上露天風呂。本施設の最大の価値が自然であることを常に意識しながらデザインを手がけた(撮影:今井聡志、画像提供:大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社)
  • 食を中心としたにぎわいと活気が彩る目抜き通り。左側は通りに面したカフェテラスのような空間とし、既存の建築与件に最大限の敬意を払いデザインを構築した
  • ロバート・ヴェンチューリが最も大切にした『ヴィレッジストリート』、そのコンセプトそのままに新たなデザインへ昇華している
  • かつてのダンスホールから、バーを中心に据えたダイニングホールへ。既存のシャンデリアを分解しパーツを再構成することで、歴史に敬意を払いながら新たな息吹を空間に吹き込んだ
  • メインダイニングホール:日光の雄大な自然を散策するように木々に見立てた籠を配置し、絶妙に見え隠れする「プライベート感」と「にぎわい感」を両立させている
  • ラウンジ:ピアノの音色を聞きながら暖炉の火を囲んで憩う。暖炉上の吊りアートはSTUDIO SAWADA DESIGNによるもの
  • 温もりを感じる木と銅板を使った山岳感ある顔づくりでゲストを出迎える

撮影:鈴木賢一

実績について

概要 大江戸温泉物語が新たに展開するプレミアムブランド『TAOYA(たおや)』、その1号である三重県の『TAOYA志摩』に続くプロジェクト。国立公園内に位置する施設として、日光の雄大な自然を感じられる温泉リゾートホテルです。活気と躍動感溢れるライブキッチンや、屋上には日光の絶景とシームレスにつながるインフィニティ風呂などを設えることで話題性を高めるとともに、既存のお客さまに加えて若い世代も含めた幅広いゲストの満足度を最大限に向上する施設づくりを行いました。
課題・テーマ 建築界のノーベル賞ともいわれるプリツカー賞を1991年に受賞したポストモダンの世界的建築家ロバート・ヴェンチューリが手がけた貴重な作品をリノベーションするにあたり、その建築の特徴を活かしながら新たな価値を吹き込み、現代の『山岳プレミアムリゾート』を表現すること。
解決策・実現策 ロバート・ヴェンチューリが本建築を設計した際のコンセプトを丁寧に紐解き、そこにあるべき姿を素直にデザインに落とし込む作業を繰り返しました。
『ヴィレッジストリート』と名付けられた大きな吹き抜け通りは、屋外と屋内を垣根なくつなぐことを意識してつくられており、目抜き通りを思わせるにぎわいを感じられるようライブキッチンを中心とした活気あふれる食の祭典を演出しました。建築竣工当時に設置されたシャンデリアは、分解してパーツを利用し新たな意匠としてダイニングホールに設置するなど、彼の思いを現代的にアレンジしながら活かすことを心掛けました。さまざまな建築与件に抗うことなく、そこに在るべき姿を想像し、建築のDNAに新たなコンセプトを埋め込んでいくことで、建築と施設全体の一体感を生み出しています。
環境配慮設計 3R設計:内装仕上げは新規のものと既存利用をコントロールしながら無駄のない改装計画を推進。シャンデリアも既存パーツをリユースするなど、産業廃棄物の減少に努めています。また、既存建築を最大限に活用しつつ、最小限のデザインでコンセプトを表現できるよう心がけました。
文化財保存設計:世界的建築家ロバート・ヴェンチューリの日本初の作品であり彼の代表作の中で高い評価を受ける本建築を、自然と調和した本格温泉リゾートとして新たな価値の創出につながる設計を行いました。

基本情報

事業主 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社
業務範囲 施設コンセプト企画、デザイン・設計、制作・施工
担当者 デザインディレクション、デザイン・設計:眞田章太郎
制作・施工:田口英史、鈴木健史、丹青TDC
プロジェクトマネジメント:城水貴夫
所在地 栃木県
オープン日 2023年4月
ウェブサイト https://taoya-nikkokirifuri.ooedoonsen.jp/
タグ
眞田 章太郎

デザインディレクション、デザイン・設計

眞田 章太郎

物販店・飲食店・ホテル・大型施設など商業全般デザインを中心に、オフィスやエンターテインメント施設などジャンルを問わず幅広い空間デザインを手がける。事業主様との対話の中からデザインを生み出すことに重きを置き、そのために日頃からさまざまな分野の知見を広げることを心掛け、空間デザインだけではない根本的なソリューションを提案している。

主な実績

STAR JEWELRY(新世代店舗)、TAOYA志摩、BASELWORLD 2018 SEIKO STAND、JIN’s GLOBAL STANDARD イオンモール浜松市野、宝永堂 ほか

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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