八幡平マウンテンホテル

八幡平の豊かな自然の中で安らぎのひとときを楽しめるリゾートホテル

木の質感を活かし木立をイメージしたベッド背面の壁面。窓の外の眺望に続くような水平ラインを強調したデザインと、フォレストグリーンの木の羽目板がリゾートらしさを演出

事例概要

十和田八幡平国立公園に隣接し、岩手県一番の高峰「岩手山」と高山植物の楽園「八幡平」の絶景が望める八幡平マウンテンホテル。そのスーペリアルームの客室リニューアルをお手伝いしました。観光で訪れるグループ、ファミリー、インバウンドまで幅広いゲストをターゲットとしており、通常はツインルームながら、グループ旅行にも対応できるよう最大4名まで利用いただける設えとなりました。

課題/テーマ

シックな雰囲気の上層階のマウンテンルームとは異なる、より親しみやすいデザインで幅広いゲストニーズを取り込むこと。
室内の老朽化への対応と機能性の改善をするとともに、リゾートホテルらしい雰囲気をつくること。

解決策/実現策

デザインコンセプトは「Relax in the Woods」。八幡平の自然、新緑の林の中でくつろぐような空間をイメージしました。木の質感を活かし木立をイメージしたベッド背面の壁面、木の質感と温もりを感じる家具、落ち着いたアースカラーのトーンに取り入れたアクセントカラーのフォレストグリーンにより、リゾートらしい空間を演出。また、壁面全面を使用した長さのあるヘッドボードを設置することで、ツインからトリプル、フォースへと最大4名のベッドメイキングにも対応したデザインとしています。コンセントやUSBポートなどは4名同時に利用できるように設置数を増やし、グループ利用のシーンにも配慮しました。