びわ湖大津プリンスホテル
眺望を活かしたリゾート感の演出で観光需要などの増大に対応
明るく爽やかなツインルーム。琵琶湖の水をイメージした柄のカーペット・アートワーク、鮮やかなブルーのラウンジチェアをデザインアクセントとした
事例概要
近年観光需要が高まっている琵琶湖に面する大型リゾートホテル「びわ湖大津プリンスホテル」のリニューアル。国内外観光・ビジネス需要の多様化に対応し、増加する外国人観光客、国内のアクティブシニアを含む三世代ファミリーや、リゾートMICEなどの取り込みを強化するために、当社は客室「レイクフロア」、ブッフェレストラン「レイクビューダイニング ビオナ」のリニューアルを担当しました。
課題/テーマ
①客室では、ADR(平均客室単価)の引き上げを視野にツインルームの4名利用に対応。和室は和洋室への改装を実施。琵琶湖の眺望を活かしたリゾートホテルにふさわしい上質な空間をつくること。
②レストランでは、顧客満足度の向上と客単価アップを目標として、37階からのパノラマを活かしたリニューアルを実施すること。
解決策/実現策
①客室では、「Lake Bright」をデザインコンセプトに、琵琶湖の水をイメージしたブルーを利かせた明るく爽やかな空間でリゾートの解放感を演出しました。ツインルームでは、4台のベッドを並べることが可能な壁面全面のヘッドボードとスタッキングベッドを採用。和洋室では、フローリングの床やツインベッドを導入するとともに、座敷を活用して和の雰囲気を残しています。
②レストランでは、眺望を生かした客席レイアウトを3つのテラスに見立てて、家族連れ・団体・グループ客などの利用客ごとに客席エリアを設定。多様なレイアウトとカラフルな色使いでリゾート感を演出しました。
- 事業主
- ㈱プリンスホテル
- 業務範囲
- デザイン・設計、制作・施工
- 当社担当者
- ディレクション:石井 康祐(客室)、蓮見 淳一(レストラン)
デザイン・設計:藤谷 隼平(客室)、蓮見 淳一、菊地 健(レストラン)
制作・施工:小池 孝章
- 所在地
- 滋賀県
- オープン
- 2017年3月
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
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