ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城
機能性と地域文化を活かしたデザインの両立で観光グループ客対応を強化
首里城の赤がキーカラーのツインルーム。通常のツイン構成から4人対応の4ベッドまで対応できる効率的なレイアウトとなっている(サンゴ柄デザイン提供:㈲首里琉染)
事例概要
首里城近くに立地し、2016年7月からヒルトンにリブランドされたホテル「ダブルツリーbyヒルトン那覇首里城」のリニューアル。多様化する時代のニーズに応えるとともに、特に利用の多い観光需要に対応するために、全客室・客室フロア共用部が刷新されました。
課題/テーマ
観光目的のグループ客の取り込みを強化するとともに、ヒルトンブランドが持つスマートかつ現代的な雰囲気と琉球文化を融合した客室空間を実現すること。
解決策/実現策
フレキシブルに変更が可能な客室レイアウトなどによって、ツインルームでは4名までの利用を可能としました。あわせて効率的なバゲージスペースや化粧用スペースなどを配置し機能性も向上。グループ客の利用に対応しました。デザイン面では、「Ryukyu modern」をテーマに、首里城の赤をキーカラーとした室内や、伝統染物である紅型や独自のサンゴ染技法で沖縄の染色文化を支える㈲首里琉染のサンゴ柄デザインを配したカーペットなど、沖縄の地域文化を取り入れて上質な空間を実現しました。
- 事業主
- 特定目的会社那覇インベストメンツ
- 業務範囲
- デザイン・設計、制作・施工:㈱丹青社
サンゴ柄デザイン提供:㈲首里琉染
- 当社担当者
- ディレクション:石井康祐
デザイン・設計:平間怜
制作・施工:眞茅亮佑
- 所在地
- 沖縄県
- オープン
- 2017年4月
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ
最新のソリューションや具体的な取組事例を、担当者より直接ご紹介させていただいております。
その他ご依頼、ご相談、お問い合わせはこちらよりお申込みください。