ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート
建築設計段階から協働して創り上げた建築空間とインテリアが融合した今までにない近未来のラグジュアリーホテル
エントランスロビー:円形の人工水盤を囲むように創られている。水盤に反射する光と有機的な曲線ラインで配置されたアクリルパーティションがきらめく光と揺らめく波に包まれたような幻想的な空間を演出
事例概要
ラグーナベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾートは、リゾートトラストが展開する最高級グレードの完全会員制リゾートホテル「ベイコート倶楽部」ブランドとして、東京、芦屋に次ぐ三番目の施設として愛知県蒲郡市に2019年3月に開業。海岸線に沿って緩やかな曲線で創られた建物は7階建で400mの長さで現代建築の様相を遥かに超えた佇まい。193の客室はすべてで海を望むことができるスイートルームで、細部にまでこだわりぬかれた空間演出は何度訪れても新鮮な感動を与えてくれる贅沢で洗練された特別なホテルです。当社は、ロビー・パブリック・客室・レストラン・バー・ボールルーム・ジム・トリートメントサロンなどのインテリア全般のデザインを担当しました。
課題/テーマ
テーマは「Futuristic Luxury(近未来のラグジュアリー)」。グローバルな審美眼を持つ富裕層でも高揚感を感じることのできる会員制ホテルならではの、今までにない贅沢で洗練された空間を創ること。
解決策/実現策
建築設計の安井建築設計事務所と、丹青社のデザインチームが初期のエスキース段階から協働することで、海岸線に沿って創られた建物のフォルムをインテリアデザインに取り込み、有機的な曲線の壁や様々なデザインエレメントなど建築とインテリアが高い次元で融合した今までにない空間を実現。また丹青社のデザインチームに世界のファイブスターホテルの実績を持つ海外のデザイン事務所を招聘し協働することでグローバルな視点も取り入れた富裕層が高揚感を感じることのできるラグジュアリーホテルを創り出しました。
- 事業主
- リゾートトラスト(株)
- 業務範囲
- 設計・監理:(株)安井建築設計事務所
施工:鹿島建設(株)
内装デザイン・内装設計:(株)丹青社
内装デザイン協力:AB Concept
- 当社担当者
- 蓮見淳一・石井康祐・林野友紀・菊地健
- 受賞情報
- 「日本空間デザイン賞2019」BEST100
- 所在地
- 愛知県
- オープン
- 2019年3月
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ、リゾートトラスト株式会社 提供
クリエイティブディレクター
蓮見 淳一
クリエイティブディレクター
蓮見 淳一
1992年株式会社丹青社入社後、専門店やホテルを主に担当。特に飲食店の実績多数。数多くの経験と幅広い知識を生かして、エンジニアリングとデザインの融合を目指し、ダイナミックで斬新なラグジュアリーデザインを得意としている。
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。