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歌舞伎座ギャラリー 「歌舞伎の美 春」

歌舞伎の世界に触れ、日本の伝統文化の魅力を伝える施設

  • 文化空間
  • 会場全景。吉原仲之町の道具を背景に天井全体を覆った「桜の吊り枝」

    会場全景。吉原仲之町の道具を背景に天井全体を覆った「桜の吊り枝」

  • 歌舞伎座の屋上庭園からギャラリーを臨む

    歌舞伎座の屋上庭園からギャラリーを臨む

  • 『助六由縁江戸桜』助六恋人揚巻の衣裳と、さまざまな大道具に描かれている花丸

    『助六由縁江戸桜』助六恋人揚巻の衣裳と、さまざまな大道具に描かれている花丸

  • 舞台で使われた色鮮やかな扇子。タイトルの切り文字とともにゆらゆらと揺れ、穏やかな春の情景を演出

    舞台で使われた色鮮やかな扇子。タイトルの切り文字とともにゆらゆらと揺れ、穏やかな春の情景を演出

  • 歌舞伎座ギャラリー 「歌舞伎の美 春」
  • 歌舞伎座の屋上庭園からギャラリーを臨む
  • 『助六由縁江戸桜』助六恋人揚巻の衣裳と、さまざまな大道具に描かれている花丸
  • 舞台で使われた色鮮やかな扇子。タイトルの切り文字とともにゆらゆらと揺れ、穏やかな春の情景を演出

撮影:フォワードストローク / ©松竹株式会社

実績について

概要 生まれ変わった歌舞伎座とともに完成した歌舞伎座タワー。歌舞伎座ギャラリーはその5階に位置します。歌舞伎座の公演がない日でも歌舞伎の世界に触れることができ、日本の伝統文化の魅力を、国や世代をこえた幅広い層の人が楽しめる文化施設です。
課題・テーマ テーマは「春」。実際に舞台で使う道具を使って、第1回企画展示にふさわしい、来場者を魅了する華やかな演出を繰り広げること。
解決策・実現策 吉原仲之町の道具を背景に天井全体を覆った「桜の吊り枝」、春風にそよぐように配した扇子、吉原桜の垣根、『助六由縁江戸桜』助六恋人揚巻の衣裳、さまざまな大道具に描かれている花丸など、すべて実際に舞台で使われるものを用い、会場全体に春の装いを表現。実際の舞台道具を間近に見られることにより、来場者が春爛漫の歌舞伎の舞台に立ったような晴れやかな気持ちになる場を演出しました。

基本情報

事業主 松竹(株)
業務範囲 展示企画、デザイン・設計、制作・施工
担当者 ディレクション:野澤 克昌
デザイン・設計:土井 啓郁
受賞情報 「空間デザイン賞2014」入選
所在地 東京都
オープン日 2013年4月
ウェブサイト http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gallery/
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