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航空と宇宙をテーマに、子どもたちの夢の醸成と産業振興に寄与する専門博物館
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
概要 | 航空宇宙産業の拠点として発展してきた各務原(かかみがはら)で1996年に開館した「かかみがはら航空宇宙科学博物館」が2018年3月に全面リニューアルしました。1階は「航空」、2階は「宇宙」をテーマとして、各務原ゆかりの数多くのオンリーワン航空機や、地域の企業が建造に関わるISS日本実験棟「きぼう」などを展示。未来を担う子どもたちに夢を抱いてもらうことを主眼に、全国の航空・宇宙ファン、地域の市民、航空宇宙産業関係者や産業観光ファンなどに、広く楽しんでいただける施設を目指しました。 |
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課題・テーマ | 開館後約20年を経た展示設備を更新し、航空機の機体を展示するスペースの不足などに対応。同時に、地域の主力産業の一つとして宇宙分野展示の充実を図るなど、次世代の夢の醸成と産業振興への寄与を両立させること。 |
解決策・実現策 | 航空エリアでは、一機一機をより引き立たせるレイアウトを実現できるように、展示スペース増床をご提案。技術者や地域産業の発展にも焦点を当てることで、展示機体の魅力・迫力がさらに伝わるよう企画・デザインを進めました。宇宙エリアについては5つのゾーンに分け、それぞれのテーマにおける技術挑戦の歴史と未来を分かりやすい映像で展開し、生命の起源を宇宙にたどる最新研究まで幅広く紹介しています。 |
環境配慮設計 | 【情報保障】視覚障がい者、聴覚障がい者、外国人向けのアプリを独自開発し、映像と解説グラフィックの両方に対応。視覚障がい者向けに読み上げ対応可能なテキスト、聴覚障がい者向けに映像の日本語字幕、外国人向けに映像の多言語字幕、解説の多言語テキストを提供。 【展示保障】視覚障がい者向けに、展示機体のシルエットが触知できるグラフィックを設置。目の見えない子ども達でも楽しめるように、外形をはじめエンジンや操縦席が触ってわかる触知図としました。 |
事業主 | 岐阜県、各務原市 |
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業務範囲 | 各種調査、コンサルティング、基本構想・基本計画、施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、VI計画、バリアフリー&多言語アプリ開発 |
担当者 | ディレクション、展示企画:建石治弘 プロジェクトマネジメント:臼井聡 デザイン・設計:石河孝浩、成田敬 模型・造形ディレクション:中井弘志 映像ディレクション:(株)丹青研究所 塩田達朗、吉谷地華子 制作・施工:飯川隆弘、樋口智哉 |
受賞情報 | 「第52回日本サインデザイン賞」銀賞、中部地区賞 |
所在地 | 岐阜県 |
オープン日 | 2018年3月 |
ウェブサイト | http://www.sorahaku.net/ |
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