COMMUNITY PARK Grüünまるがめ
好奇心をくすぐる、小さなしかけが散りばめられた、多世代交流の拠点
「世界を旅した学者の隠れ家」をコンセプトに建築の意匠と展示が一体となった「Park Center」
事例概要
「COMMUNITY PARK Grüünまるがめ」内の交流施設「Park Center」、親子の遊び場「Moooviまるがめ」の建築および植栽計画等、公園の全体計画を行ないました。内装の展示企画、設計・施工までおこなった「Park Center」には、「好奇心の本棚」、「旅する棚」、「大陸移動テーブル」など、訪れた人々が思わず「何だろう?」と誰かに問いかけたくなるしかけが散りばめられています。
課題/テーマ
世代を問わず、そこで出会うまでお互いの顔も知らなかった人々が気軽に交流できる施設をつくること。
子どもたちにとってはここで過ごす時間が、丸亀で育った大切な思い出として、新しい世界で活躍する心の糧となること。
解決策/実現策
建築・公園および展示内装設計をひとつの世界観でつつみこむため、プロジェクトのはじめにコンセプトブック『世界を旅した学者の物語』を製作。この絵本をもとに施設全体を「世界を旅した学者の隠れ家」としてデザインしました。瀬戸内の海と空のもと、老学者が子どもたちをはじめ、たくさんの友人を招いて、世界で出会ったさまざまなことを物語るバックストーリーにより、丸亀における多世代交流の時間を育んでいきます。
環境配慮設計
省エネ設計:映像機器についてエネルギー効率のよい機器を選定しました。
ユニバーサルデザイン:子どもから大人までくつろげる、異なるサイズの什器を選定。また、視認しやすい内照型サインを設置しました。
安全設計:小さな子どもの利用を考慮した安全性、耐久性の高い什器設計としています。
- 事業主
- 丸亀市ボートレース事業局
- 業務範囲
- 【COMMUNITY PARK Grüünまるがめ】公園全体計画・植栽計画
【Park Center】施設コンセプト企画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、映像制作
【Mooovi】建築計画・設計意図伝達
- 当社担当者
- クリエイティブディレクション:粟國嘉隆
プランニング:鈴木英一郎、山口祥歩
デザイン・設計:長谷川あみ湖、小谷美幸
制作・施工:北山幸平
プロジェクトマネジメント:佐藤夕奈、磯部弘成
- 所在地
- 香川県
- オープン
- 2023年5月
- ウェブサイト
- https://gruun-marugame.jp/
撮影:御園生 大地、*丹青社
クリエイティブディレクション
粟國 嘉隆
クリエイティブディレクション
粟國 嘉隆
ミュージアムを中心に、幅広い分野でプランニングに携わる。モノやヒト、テーマからストーリーを見出し、新たなコンセプトを構築する『物語性』を大切にしながら、お客さまが本当に伝えたいことをかたちにしています。
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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