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神戸三宮阪急ビル EKIZO神戸三宮

神戸三宮のシンボルを再築し現代に継承する、街に開かれた「社交場」としての駅施設

東館メインコンコースから2階改札へと向かう大階段*。


事例概要

阪急電鉄 神戸三宮駅の再生プロジェクト。神戸の中心、三宮に位置し、阪急電鉄の駅、ホテル、オフィス、商業施設で構成される超高層棟の東館と、飲食店が連なる駅高架下の西館から成る複合施設です。本計画では、都市の継続性と、その土地で暮らす人々の拠り所となる街の記憶の継承を最重要テーマと位置づけました。街のアイデンティティである旧神戸阪急ビルのファサードを基壇部に再生するとともに、高架下や路地空間も含めた一体的な整備で、街の魅力を感じられる新たなランドマークを創出しました。

課題/テーマ

阪急三宮駅開業以来60年近くにわたり、市民に親しまれてきた旧神戸阪急ビルは、阪神淡路大震災で被災。惜しまれながら解体され、仮設駅舎からの再建が待ち望まれていました。建物を再生するだけではなく、かつて神戸・三宮のシンボルとして人々の拠り所であった街の賑わいを取り戻し、街の人の誇りとなるような駅として再生することをめざしました。

解決策/実現策

駅を街の「社交場」ととらえ、街に開かれた駅空間を構成しました。駅コンコースをイベント・待合せなど多目的に利用できる周辺広場や前面道路を一体整備し、新旧の要素が入り混じった魅力的な街並みを形成しています。竣工当時のデザインのエッセンスを再編成することで、震災後に失われていた駅および駅周辺の賑わいを復活させました。新築する個所と、既存を活かし最小限のアレンジにとどめる個所、それぞれに特性を持たせ、時間を積み重ねた街の情緒や記憶といったものも継承しました。

事業主
阪急電鉄株式会社
業務範囲
建築設計:株式会社久米設計、株式会社大林組
商環境デザイン監修:株式会社丹青社
当社担当者
デザインディレクション:万井純
デザイン・設計:林野友紀
受賞情報
「日本空間デザイン賞2022」公共生活・コミュニケーション空間 銅賞
「2022年度グッドデザイン賞」
「iF DESIGN AWARD 2023」
「令和5年度 都市景観大賞」都市空間部門 特別賞(※阪急神戸三宮駅周辺地区)
所在地
兵庫県
オープン
2021年4月

1936年竣工の旧神戸阪急ビル(写真左)。歴史ある町の景観を現代の用途に合わせて継承。

駅前広場や道路にシームレスにつながる駅コンコース。歴史を継承するアーチ構造を意匠の要に、賑わいが周辺街区へ拡がっていく空間とした。

旧ビルのシンボルであった巨大なアーチを、東館メインコンコースの内部空間にも取り入れた。

アーチが連続するクラシカルな空間に、モダンなデザインパターンを加え、新旧が対比するレトロモダンな駅空間を構成。

一本の青い光のラインのみで境界を示した高架下の飲食店エリア。光のラインが回遊性を高め、路地空間へ誘う。

震災を逃れた既存空間を出来る限り保存した西口コンコース。

撮影:株式会社 伸和 木原 慎二、*御園生 大地/写真提供:阪急電鉄株式会社


デザイン・設計
林野 友紀

デザイン・設計
林野 友紀

ホスピタリティ空間の設計を中心に、ホテル、ミュージアム、複合商業施設、駅施設などのパブリック性の高い空間から、専門店、レストランまで、幅広く空間の企画、ディレクションおよびデザイン業務を行っています。

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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