サイト内検索
折り紙をモチーフに、現代日本の『オミオクリ』を表現した搭乗前待合エリア
撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ
概要 | 羽田空港第2ターミナルに新たに整備された国際線施設の出発コンコースです。第2ターミナルのテーマである「空」と商業施設のテーマである「東京」を掛け合わせたエリア全体のコンセプトは『TOKYO AIR』。その中で、搭乗前の待合エリアであるゲートラウンジは、旅情を感じながらそれぞれのスタイルで思い思いの時間を過ごしていただける場所を目指しました。 |
---|---|
課題・テーマ | 「これからの東京」を表す玄関口として相応しい空間とすること。コンパクトなゲートラウンジの中で、‟日本の感性”・ ‟東京の感度”を表現すること。 |
解決策・実現策 | さまざまな用途を想定した『東京の間』をランダムに設置。ゲートラウンジを『通過と滞留の間(あいだ)空間』と位置付け、仕切りがなくても、利用者の行動により自然と空間が分節される環境となるようにしました。また、日本に滞在した訪日外国人の心に『日本の再印象化』を図るため、ソリッドで洗練された印象を与える、折り紙を展開し再構成したオブジェを通じて現代日本の『オミオクリ』をメッセージとして表現しました。 |
デザイン・設計
宮本厚樹
大型ショッピングセンター、百貨店等の大型商業施設やキャラクターショップ、ラウンジ、空港関連施設等、多岐にわたる分野のデザインを手がける。また、幼少期に折り紙と出会い、個人での作品発表を経て、大学時代には折り紙サークル立上げなどの活動も実施。入社後には折り紙を用いたアートオブジェの設計・制作も手掛けている。
主な実績
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
COMMUNITY PARK Grüünまるがめ
好奇心をくすぐる、小さなしかけが散りばめられた、多世代交流の拠点
日本教育財団 大阪総合校舎『INCUBATION LOUNGE 0』
(大阪モード学園、HAL大阪、国際ファッション専門職大学 大阪キャンパス、大阪国際工科専門職大学)
未来を予感させる空間づくりで、学生の高揚感と創作意欲を喚起する
神戸三宮阪急ビル EKIZO神戸三宮
神戸三宮のシンボルを再築し現代に継承する、街に開かれた「社交場」としての駅施設
武蔵大学 アドミッションセンター
新しい学生生活への期待感と安心感を芽生えさせる、周囲に開かれた学びの場への入り口
大阪国際空港(伊丹空港)
南ターミナル・北ターミナル商業エリア
空港での滞在時間をもっと楽しく価値あるものに。関西らしさをもっと体感できる空間に
新穂高ロープウェイ しらかば平駅
日本唯一の2階建てゴンドラが走るロープウェイ駅舎のリニューアル。新穂高の美しい自然の魅力を活かした上質な空間。
東急田園都市線 新型車両「2020系」
空間デザインのノウハウを活かし、親近感と先進性を感じられる車両デザインを実現
相鉄デザインブランドアッププロジェクト
トータルな視点でイメージを刷新することで、沿線利用者や住民の満足度の向上と愛着の醸成を実現