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可変型の常設展示を備えた、市内のフィールドミュージアムの拠点施設
撮影:栗原 平
概要 | 市原市の豊富な歴史資源・資料を適切に保存・活用し、市内全域をフィールドミュージアム(屋根のない博物館)に見立てた「I'Museum(アイミュージアム)」の拠点施設(愛称:I'Museum Center)です。新築棟と既存施設を融合し、「東京湾と養老川が織りなす市原の歴史への旅」をメインテーマとして構成しています。市原市が進める歴史文化活動を通じた人と人、地域と地域を結び付ける「人をつなぐ」取り組みのひとつとして、市民の歴史・文化活動や交流を支えます。 |
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課題・テーマ | 既存の『市原市埋蔵文化財調査センター』の一部を改修した既存棟と、新たに常設展示室等を備えた新築棟を融合した施設とすること。また限られたスペースの中で、貴重な資料を多様に展示できるようにすること。 |
解決策・実現策 | 新築の常設展示室は、「歴史展示」として重要文化財等の展示公開も可能な仕様をもつ可変型の空間システムを導入。ひとつの時代のテーマを掘り下げた展示や企画展示など、多様な活用に対応できるようにしました。 一方、既存棟は、これまでのホールを改修し、新たに「民俗展示」として再構成。漁業や農業などの道具を通してかつての市原の暮らしをダイナミックな演出で体感できるようにしました。 これらを有機的につなぐホールは、市原市内全域の「いま」と通史を紹介することで来館者を市原の魅力へと誘うほか、地域の誇りと愛着を次の世代へつなぐ役割を果たします。 |
環境配慮設計 | 省エネ設計:省電力・長寿命・高耐久のLED照明を採用しました。 文化財保存設計:重要文化財の展示・保存環境に対応できるように、常設展示室の主要な壁面ケース等はエアタイトケースを採用しています。 |
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
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