Panasonic Beauty OMOTESANDO
居心地の良い空間の中、誰でも気軽に美容を楽しめる体験型ショールーム
M1F「Lab」:新製品の先行体験や、そのコアとなるパナソニック独自のテクノロジー紹介などを楽しめる展示・イベントエリア
事例概要
誰でも気軽に楽しめる美容“Beauty Fun Park”をコンセプトに、「Lounge(ラウンジ)」「Lab(ラボ)」「Atelier(アトリエ)」「Stand(スタンド)」「Studio(スタジオ)」の5つのフロアで構成。最新の美容家電やグルーミング家電を年齢や性別を問わず、気軽に体感できる体験型ショールームです。歴史や技術を紐解くミュージアム要素も備え、肌や髪の分析装置によるチェック体験など、パナソニックの新たな価値提供の場を、表参道という感度の高い人々が集うエリアで展開しています。
課題/テーマ
近年の男性の美意識向上と需要の高まりを受け、ターゲットを女性のみから幅を広げ、ブランドロゴも従来のピンクからモノトーンにアップデートされたことを踏まえ、空間にもその変化を落とし込むこと。
解決策/実現策
スキップフロアの利を活かし、実際の面積よりも視覚的に広く感じさせることで、開放的な空間をつくりあげました。限られたスペースにあっても、年齢・性別を問わず気軽に美容を体感できるように、視線や間合いを意識して各ゾーンを配置。絶妙なカラートーンやマテリアルの在り方などにも配慮しています。吹き抜け部を通じて上下階の照明の明るさを共有でき、空調・換気の面でも通気性が高く風通しがよいため、光と空気、そして音の流れがほどよく全フロアに馴染みあう、居心地がいい空間となっています。
環境配慮設計
健康設計:体験型施設のため、手が触れる場所全てにおいて、抗菌性・抗ウイルス性・防汚性・消臭性等を有するマテリアルを選定しました。
省エネ設計:スキップフロアの利を活かし、吹き抜け部を通じて上下階の照明の明るさを共有することで、省エネ効果が見込まれます。また、空調・換気についても、通気性に優れ、高効率に店内環境を維持できるようになっています。
- 事業主
- パナソニック株式会社
- 業務範囲
- 展示企画、デザイン・設計、制作・施工、プロジェクトマネジメント
- 当社担当者
- 総合ディレクション:土門真士
デザインディレクション:手塚浩晃
展示ディレクション:友澤佐利
デザイン・設計:友澤佐利、野村智哉、福田大介
BIM設計:福田大介
設備設計:青柳雅也、福山実加
制作・施工:小倉繁
プロジェクトマネジメント:西野亮介、澤栗真歩
- 所在地
- 東京都
- オープン
- 2023年7月
撮影:御園生 大地
総合ディレクション
土門 真士
総合ディレクション
土門 真士
物販店や飲食店といった専門店をはじめ、大型量販店から百貨店・大型商業施設の環境デザイン・設計監理まで、広い実績と知見を持つ。次世代を見据え、DXツールや3Dモデル、BIM設計を積極的に導入して作業効率化を図り、働き方改革にも注力している。最近では、これまでのスキルやノウハウ活かし、企業PR施設のデザイン・ディレクションを手掛ける。
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