サイト内検索
自社ブランドの魅力と世界観を伝えながら、地域を巻き込み活性化につなげる拠点
撮影:御園生 大地
概要 | 昭和12年創業という歴史を持つ日本有数のタンナー(鞣し革業者)である栃木レザー株式会社。天然素材を使用し、伝統的な製法である「植物タンニン鞣し」でつくられ、世界的にも評価の高い自社ブランドレザーである“栃木レザー”の魅力をより多くの人に伝え、体験できる場をつくるため、初のアンテナショップをオープンしました。 |
---|---|
課題・テーマ | 繊細なレザーの品質を守るため紫外線などの影響を避ける配慮をしつつ、工場見学やショップツアー、ワークショップが行えるような地域へ開かれた場とすること。 |
解決策・実現策 | 栃木レザーの魅力を伝えながら、地域観光資源である蔵の街並みを持つという立地を活かすため、「栃木レザーを感じてもらい、地域の活性化にもつながるようなショップ」と位置付けました。コンセプトは「Craftsmanship」。職人たちの手でつくられる“栃木レザー”という最上級の素材はもちろんのこと、こだわりの製造工程や手法によるインスピレーションとともに、地域との調和や活性化を目指す姿勢を感じていただくため、栃木レザーと親和性の高いマテリアルを用いて、什器などを設えています。 |
環境配慮設計 | リサイクル材料:工場内で製造過程により出た端材を活用して、ディスプレイ什器のマテリアルとして使用しました。 |
事業主 | 栃木レザー(株) |
---|---|
業務範囲 | デザイン・設計、制作・施工 |
担当者 | デザイン・設計:山田達也 制作・施工:松下博昭 プロジェクトマネジメント:上柳浩克 |
受賞情報 | 「第39回ディスプレイ産業賞(2020)」入選 |
所在地 | 栃木県 |
オープン日 | 2020年2月 |
ウェブサイト | http://www.tochigi-leather.co.jp/ |
タグ |
デザイン・設計
山田 達也
カフェ、インテリアショップのスタッフを経て丹青社へ入社。物販店や飲食店など専門店のショップデザインの領域で経験とノウハウを積む。空間をデザインする上で、事業主ともにと築きあげるその場のモノゴトに対して、真摯に向き合い取り組むことを心がけている。
主な実績
※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
京都ポルタ
京都駅の玄関口となる商業空間を、京都の文化・四季・伝統産業で華やかに彩る
ネスカフェ 原宿
コーヒー農園をイメージしたあたたかい雰囲気の中で、サステナブルを身近に感じられる場所へとリニューアル
SENSAI Flagship Store Shanghai
花王が展開するグローバルラグジュアリーブランド「SENSAI」の世界観を中国・上海で具現化
北京王府井喜悦购物中心(Wangfujing Xiyue Shopping Center)
感度の高い若者をターゲットに、北京らしさを再デザイン
エディオンピースウイング広島
広島の新たなシンボルとなる、地域のにぎわいを創出する拠点施設
森ビル デジタルアート ミュージアム:
エプソン チームラボボーダレス
森ビルとチームラボが手掛ける「地図のないミュージアム」
別府温泉 杉乃井ホテル 「SUGINOI BOWL & PARK」
幅広い世代に向けたアクティビティが集結したエンターテインメントパーク
美々卯 本町店
「無名の粋」をテーマに、温かな食の風景を紡ぐ