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くらすわの森

豊かな森をたのしみ、すこやかなくらしの輪を広げていく

  • 商業空間
  • 既存の森を囲む 直径80mの屋内回廊「Forest Ring」。その隣に養命酒発祥の地から移築した二棟の蔵を配置

    既存の森を囲む 直径80mの屋内回廊「Forest Ring」。その隣に養命酒発祥の地から移築した二棟の蔵を配置

  • 森の中に、たおやかにたなびくエントランスの幕ゲート

    森の中に、たおやかにたなびくエントランスの幕ゲート

  • ショップ「壱ノ蔵」と屋内回廊「Forest Ring」を結ぶ場所にある、「ジェラートショップ」。既存の蔵と新築の回廊の間で一息つく「デッキテラス」

    ショップ「壱ノ蔵」と屋内回廊「Forest Ring」を結ぶ場所にある、「ジェラートショップ」。既存の蔵と新築の回廊の間で一息つく「デッキテラス」

  • 全天候で、森を散策するように歩行することができる屋内回廊。散策の途中で「くらすわ」の商品に出会う

    全天候で、森を散策するように歩行することができる屋内回廊。散策の途中で「くらすわ」の商品に出会う

  • 一つ一つ丁寧に仕込み製造した本格的なハムやソーセージが並ぶ「ミートデリ」。南側に開いたテラスでは、軽食も楽しめる

    一つ一つ丁寧に仕込み製造した本格的なハムやソーセージが並ぶ「ミートデリ」。南側に開いたテラスでは、軽食も楽しめる

  • 2002年に移築され 養命酒記念館であった「壱ノ蔵」は、『くらすわの森』の中心部にて、ショップ「くらすわ駒ヶ根店」としてリニューアル

    2002年に移築され 養命酒記念館であった「壱ノ蔵」は、『くらすわの森』の中心部にて、ショップ「くらすわ駒ヶ根店」としてリニューアル

  • 美術館・博物館などで用いられる音声ガイドを、森を含む施設全体で使用。オリジナルアプリにて、建物の由来から季節の植物まで音声でガイドする

    美術館・博物館などで用いられる音声ガイドを、森を含む施設全体で使用。オリジナルアプリにて、建物の由来から季節の植物まで音声でガイドする

  • 「森のライブラリー」:ツリーハウスのような八角形の木造建築。2階カウンター席はすべて森に向かって開く。1階はゆっくりとリラックスして読書できるスペース

    「森のライブラリー」:ツリーハウスのような八角形の木造建築。2階カウンター席はすべて森に向かって開く。1階はゆっくりとリラックスして読書できるスペース

  • 「弐ノ蔵」:今回、養命酒発祥の地 中川村より移築。大きなサラダバーと、ピザ窯、チーズ工房を有した木造蔵のレストランに

    「弐ノ蔵」:今回、養命酒発祥の地 中川村より移築。大きなサラダバーと、ピザ窯、チーズ工房を有した木造蔵のレストランに

  • くらすわの森
  • 森の中に、たおやかにたなびくエントランスの幕ゲート
  • ショップ「壱ノ蔵」と屋内回廊「Forest Ring」を結ぶ場所にある、「ジェラートショップ」。既存の蔵と新築の回廊の間で一息つく「デッキテラス」
  • 全天候で、森を散策するように歩行することができる屋内回廊。散策の途中で「くらすわ」の商品に出会う
  • 一つ一つ丁寧に仕込み製造した本格的なハムやソーセージが並ぶ「ミートデリ」。南側に開いたテラスでは、軽食も楽しめる
  • 2002年に移築され 養命酒記念館であった「壱ノ蔵」は、『くらすわの森』の中心部にて、ショップ「くらすわ駒ヶ根店」としてリニューアル
  • 美術館・博物館などで用いられる音声ガイドを、森を含む施設全体で使用。オリジナルアプリにて、建物の由来から季節の植物まで音声でガイドする
  • 「森のライブラリー」:ツリーハウスのような八角形の木造建築。2階カウンター席はすべて森に向かって開く。1階はゆっくりとリラックスして読書できるスペース
  • 「弐ノ蔵」:今回、養命酒発祥の地 中川村より移築。大きなサラダバーと、ピザ窯、チーズ工房を有した木造蔵のレストランに

撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ

実績について

概要 養命酒製造のライフスタイルブランド「くらすわ」の体験型複合施設。会社の創立100周年を機に、「くらすわ」が考える「すこやかなくらし」をあらためて広く届けたいという想いを込め、長野県駒ヶ根の森につくられました。
森の中には、オフィスとインフォメーションを兼ねる「センターハウス」や 既存の森の四季を屋内の遊歩で味わえる屋内回廊「Forest Ring」、「森のライブラリー」を新築しました。また、記念館として使われてきた「壱ノ蔵」をショップ・くらすわ駒ヶ根店として改装し、創業地中川村から「弐ノ蔵」をレストランとして移築しました。
「Forest Ring」での散策では、こだわりのハムやソーセージをその場で楽しめる「ミートデリ」や「カフェ」「ベーカリー」「お菓子」「マルシェ」など、「くらすわ」の豊かなお店の数々に出会えます。また、屋内回廊は既存の森の散策路に2地点で接しており、屋内から屋外へ、落葉樹をめぐる遊歩道に出ることもできます。
自然や季節の移ろいを五感で感じられる施設環境や、 訪れる誰もが楽しめるユニバーサルデザイン・安全設計などを大切に 、「くらすわ」のおいしい・たのしい・すこやかな体験への想いを創出しました。
課題・テーマ 2010年、上諏訪にて創業したライフスタイルショップ「くらすわ」の主軸を、ショップ展開事業から、ブランド事業に成長させること。
狭小で合理的な都市型商環境では表現することが難しい「くらすわ」の想いやその背景を、時間をかけて体感できる「空間」で表現し、訴求すること。
解決策・実現策 養命酒製造 くらすわ事業部の、次の100年をつくる社員の皆さまとともにワークショップを行い、「くらすわ」の目指す姿を考えました。
「くらすわ」の想いを伝えるため、広大な大自然の中、その豊かさや癒しを感じられる施設空間となるよう工夫し、ブランドの世界観を丁寧に表現しました。
木漏れ日や風を感じる散策の中で出会う、生産者のこだわりが詰まった食材やおいしい料理、木のぬくもりや香りに触れながら読書を楽しめるライブラリーなど、「おいしい体験」・「たのしい体験」・「すこやかな体験」を通じて、ブランドの魅力を訴求しました。
ショップ・レストランなどでは、マーケティングの視点により、事業コンテンツやオペレーション等を確認し、検証内容に合わせた空間を提案しました。
環境配慮設計 健康設計:季節の移ろいを身近に感じられるよう、既存の森を極力残し設計。昼間はほぼ自然光で過ごせるなど、森の豊かさを持続的に楽しめる空間を創出。
3R設計:商品の保存・移動に使用する「番重」型什器を提案。商品量の拡縮や自由なレイアウトを可能にし、長く使い続けられる空間を実現しました。
省エネ設計:森の自然環境に近い施設環境を目指し、北側配光を存分に取り入れた非人工的な光環境や外気に近い気温環境を創出。省エネ設計についでも独自の手法を取り入れました。
ユニバーサルデザイン:直径80mの屋内回廊では、6mの傾斜を緩やかなスロープでつなぎ、多様な来館者が森の自然に近づけるよう工夫。車いすの方も楽しめるよう、貸出用の車いすを用意するなど、積極的な行動を促す設計としました。
安全設計:差し替え可能なメニュー板に一枚ごとにチェーンを取り付けるなど、落下災害を防止。手すりの強度も公共施設レベルの指標を採用しました。
文化財保存設計:養命酒発祥の地 中川村より、製造工場として使われてきた木造の蔵を移築。施設内では、レストランとして保存活用しました。

基本情報

事業主 養命酒製造株式会社
業務範囲 コンサルティング、各種調査、施設コンセプト企画、MD企画、デザイン・設計、制作・施工、ARコンテンツ制作、施設案内アプリ開発、プロジェクトマネジメント
担当者 施設全体・MD企画:渡邉 将人、中山 麻有、森保 友貴
クリエイティブ・アートディレクション:上垣内 泰輔
デザイン・設計:上垣内 泰輔、立川 美和、TAAO 會田 倫久
制作・施工:堤 雅彦、西野 充俊、奥村 憲樹
音声ガイドアプリ:名雪 慎也
プロジェクトマネジメント:中村 恒太、林 大
所在地 長野県
オープン日 2024年10月
ウェブサイト https://www.clasuwa.jp/clasuwanomori/
タグ
上垣内 泰輔

クリエイティブディレクション・デザイン

上垣内 泰輔

1988年入社後、飲食業態の店舗デザインからキャリアをスタート。ファッションビル、複合商業施設の空間ディレクションや、海外の大型展示会パビリオンなどを手がけたのち、2015年、丹青社品川新本社の設計をディレクション。オフィス、ホテル分野の空間デザインに加えて田園都市線2020系の車両デザインを担当するなど、分野を超えて幅広くチャレンジを続けている。

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。