岐阜関ケ原古戦場記念館

「天下分け目の戦い」を体感し、思いを馳せる、史跡めぐりの拠点施設

大型スクリーンによる臨場感あふれる映像から、歴史資料、戦国体験まで、さまざまな手法で「戦い」を伝える


事例概要

慶長5(1600)年に起きた、日本史上最も著名な戦いの一つである「関ヶ原の戦い」。数多くの武将が異なる立場や思惑のもとで参戦し、幾多のドラマを残すとともに、時代を大きく変える契機になりました。420年前にこの地で起きた戦いについて、まさに主戦場であったその場で体感し、誰にでも解りやすく伝え、古戦場・史跡めぐりの拠点となる施設として整備されました。

課題/テーマ

古戦場は陣跡等が国指定史跡に指定されており、原野から市街地にかけて残る石碑に加え、この地で起こった戦いに関する興味・理解を促し、関ケ原の戦いを偲び、思いを馳せられる施設とすること。

解決策/実現策

誰もが一度は耳にする「関ケ原の戦い」についてより強く関心を喚起するため、遠方からも足を運びたくなるような「圧倒的な存在感」を放つ施設づくりをめざしました。
1階はパビリオンとしての機能をもたせ、全国を舞台とした戦いの経緯や東西陣営を「上空の目線」で解りやすく紹介した後、「一将兵の目線」で戦いの迫力が体感できます。2階はミュージアム機能として、展示資料を交えて戦いの成因や経過、戦後処理に至るまで詳しく解説。戦国体験コーナーも設け、子どもから大人まで楽しめるようにしました。そして5階を眺望機能とし、館内で体験してきた戦いの場が、眼前に拡がることによって、この地で420年前に起きた出来事を実感していただけるようにしました。

環境配慮設計

ユニバーサルデザイン:展示空間はすべてバリアフリー化しています。多言語で表記とするとともに、歴史に詳しい人も、知識の少ない人も、多くの方々が楽しめる展示構成としました。
文化財保存設計:高規格の展示ケースを採用。将来的には関ケ原の戦いにまつわる関係諸機関より文化財資料を借り受け、話題性の高い企画展の開催も予定してます。

事業主
岐阜県
業務範囲
施設コンセプト計画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、屋外案内および解説サイン計画・設計
当社担当者
プランニングディレクション:福本雅之
デザインディレクション:高辻純哉
デザイン・設計:竹中健太
制作・施工:北山幸平
プロジェクトマネジメント:臼井 聡、市川大暉
所在地
岐阜県
オープン
2020年10月
ウェブサイト
https://sekigahara.pref.gifu.lg.jp/

1階の導入部分では、足軽の行軍とともに奥へ。現代から戦国時代にタイムスリップ

1階『グラウンドビジョン』:「上空の目線」により、会津征伐と三成の挙兵を経て、9月15日の決戦の経過までをわかりやすく紹介

1階『シアター』:大画面のオーバルスクリーンで決戦の1日を描く。7.1ch音響や演出装置を用いて、来館者自身があたかも戦場に紛れ込んだかのような迫力に

2階『展示室』:関ケ原の戦いがどのように語り継がれてきたのか、歴史資料を交えて詳しく紹介

5階『展望室』:地上高20mから古戦場全域が見渡せる。ここで得た体験を抱いて史跡巡りへ

撮影:フォワードストローク


デザインディレクション
高辻 純哉

デザインディレクション
高辻 純哉

博物館や企業ミュージアム、ショールーム、展示会など、官民問わず数多くの空間デザインを手がける。展示対象となるモノ・コトの持つ社会的意義を見つめ、デザインによって最大限に引き出すことを常に考えながら、空間づくりと向き合っています。

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