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匠の技と美とともに、伝統産業製品の歴史と魅力を新たなアプローチで伝え続ける交流の場
撮影:フォワードストローク
概要 | 千年の都“京都"の歴史の中で育まれた伝統産品を展示する場として1977年に開館し、国内外から注目を集めてきた施設の全面リニューアル。熟練の手仕事による品々の魅力を、匠の技術や生産工程とともに現代に即したアプローチで紹介しています。職人と企業のマッチング、現代の生活様式に合わせた商品や素材活用の提案など、新たな産業創造と振興を担う施設として再整備しました。 |
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課題・テーマ | 多くの来訪者に京都の伝統産業への理解を深めてもらうこと。また、施設全体を現代化し、社会やライフスタイルの変化に対応できるよう柔軟性をもたせること。 |
解決策・実現策 | シンプルな陳列展示から、新たな普及活動が行えるアクティビティ環境へと構造を転換。多岐かつ多彩な産品の生産工程をユニット化した編集型展示で明解に再構成するとともに、多様な運営プログラムを実施可能にするフレキシブルな什器・照明や簡素美を極めた設えなど、技術や意匠を凝らしています。 |
事業主 | 京都市、公益財団法人京都伝統産業交流センター |
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業務範囲 | 施設コンセプト計画、基本計画、展示企画、デザイン・設計、制作・施工、コンサルティング、プロジェクトマネジメント |
担当者 | 総合ディレクション:津田 真 デザイン・設計:竹中賢太 制作・施工:田原大輔 プロジェクトマネジメント:衣笠野々子 |
所在地 | 京都府 |
オープン日 | 2020年3月 |
ウェブサイト | https://kmtc.jp/ |
タグ |
総合ディレクション
津田 真
ミュージアムをはじめとする情報・展示施設を多く手がける。変容が目まぐるしい現代社会において、滅失あるいは散逸しかねない貴重な自然・科学技術・歴史民俗・芸術文化などに関する品々や事柄を、エスプリをきかせた表現を交えることで多くの方々とそれらの価値を共有し、適切に保全し継承することを念頭に置いている。
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竹中 賢太
博物館やショールームを中心に幅広い分野の空間デザインを手がける。建築的な思考をベースに「人を感動させる空間づくり」を目指し、デザインと向き合っている。
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