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芦原温泉駅西口賑わい施設アフレア ふくいミゅ~ジアム

あわら温泉を核にした福井の魅力発信拠点と市民の憩いの場を両立

湯けむりを模した装飾や、パノラマスクリーンに投影した湯けむり模様によって温泉のまちらしい空間に


事例概要

2024年春の北陸新幹線の敦賀延伸を見据えて整備された、芦原温泉駅西口賑わい施設アフレア内にオープンしました。あわら市や福井県内の魅力を発信する観光情報スペースと、市民の日常的な利用にも対応したキッズスペースから構成されています。温泉のまちらしく、随所に温泉に関するモチーフやアイテムを散りばめた展示空間を巡り、展示や体験を通して楽しみながら福井のさまざまな魅力を発見していただく場としました。

課題/テーマ

北陸新幹線の金沢―敦賀間開業に伴う観光客増加を見込み、「福井県の北の玄関口」として福井全域への周遊観光の拠点とすること。同時に、市民の交流や憩いの場としての日常使いも意識した施設をつくること。

解決策/実現策

温泉のまち・あわら市の魅力や福井県全域の名所やグルメ、体験スポットを紹介する場として、湯けむりを模した装飾や多彩な体感型コンテンツを採用し、興味をもって情報が得られる空間としました。さらに県内のおすすめスポットが一望できる大壁画マップを用意し、周遊観光を促すワクワク感を醸成しています。また、キッズスペースを併設することで、駅利用者に限らず、市民の方々が日常的に交流・活用できる場としています。

環境配慮設計

ユニバーサルデザイン:体験アイテムやフォトスポットでは、車椅子利用者や小さな子どもたちでも利用できる幅や高さとしています。
安全設計:キッズスペースの造作等は安全性に配慮した樹脂性のものを採用。遊具も安全基準を満たしたものとしています。

事業主
あわら市
業務範囲
展示企画、デザイン・設計、制作・施工、映像制作、プロジェクトマネジメント
当社担当者
展示企画:濱元英之、増田彩乃
展示ディレクション:加藤 剛
デザイン・設計:遠藤安泰、吉田亜矢
制作・施工:井上佳之、村岡瑞樹
什器製作:丹青TDC
プロジェクトマネジメント:森川佳喜
所在地
福井県
オープン
2023年3月
ウェブサイト
https://aflare.jp/

福井全域のおすすめスポットを示したモザイクタイル調の大壁画マップ。特に主要なスポットはタオルグラフィックとして紹介

タオルやモザイクタイル調の壁画グラフィック、桶や洗い場など、温泉にちなんだシーンやアイテムの中に情報が散りばめられている

湯船映像に桶をかざすことでアニメーションとともに特産品やグルメ、観光スポットなどの情報を得ることができる体験アイテム

東尋坊をモチーフとしながら彩り鮮やかな海底をイメージしたキッズスペース。市民の方々にも日常的な憩いの場として活用を促す

越前がにと一緒に撮影できるフォトスポット。他にも壁に描かれた海底のにぎやかな生き物たちと撮影できるスポットを多数用意

湯けむりを模した装飾で囲まれたコーナーには芦原温泉の歴史や特産品を紹介する岩型の展示台を設置し、楽しみながら理解を促す

壁面の大型パノラマスクリーン映像では、臨場感のある映像とともに季節ごとのあわらの魅力や福井県の有名な観光スポットを紹介

スクリーン前では背景映像とともに桶風呂に入っているような動画を撮影できるスポットを用意し、SNSを活用した施設の魅力発信も促す

撮影:マツキ ヒロシ


展示ディレクション
加藤 剛

展示ディレクション
加藤 剛

プロモーション、商業施設の設計を経て、現在は主に文化、コミュニケーションスペースのデザインディレクションを手がける。「背景にある物語」「おもてなしのサプライズ」「空間における皮膚感覚」を大切に、「訪れた方の人生をちょっとだけゆたかに」する施設づくりを心がけている。

デザイン・設計
吉田 亜矢

デザイン・設計
吉田 亜矢

学生時代、建築デザインを学んだ後、丹青社に入社。文化空間から企業のイノベーション施設まで幅広い分野で経験を積む。展示対象の魅力や地域の特徴を最大限に生かし、ワクワクする空間づくりを目指す。

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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