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北九州市科学館 スペースLABO

「フシギがれ!」をコンセプトとした大人も子どもも楽しめる科学館

1・2Fを貫く国内最大級の竜巻発生装置。1Fからは災害として、2Fからは科学現象としての竜巻を見せる


事例概要

市民に愛された児童文化科学館が、スペースワールド跡地に新設された商業施設に「スペースLABO」の愛称で移転・リニューアルしました。
1Fには科学・産業のまち北九州市の展示、2Fには日常では体験できないスケールの実験装置が並び、3Fでは宇宙と人類の関わりに思いを馳せる空間が広がります。

課題/テーマ

八幡製鉄所やスペースワールドが位置した歴史ある地への移転、イオンモールが展開する地域創生型商業施設「THE OUTLETS KITAKYUSHU(ジ アウトレット北九州)」への併設という条件下で、新しい科学館像を構築すること。

解決策/実現策

「フシギがれ!」をコンセプトに、これからの北九州市を担う子どもたちの科学的な思考を養うことを目指しました。”不思議と思う気持ちは科学の入口”というテーマのもと、施設全体を「フシギ創発装置」と捉え、さまざまな科学の見方で楽しめる展示設計を行いました。共用部にもトリビア展示や演出を散りばめ、大人も子どもも、どこにいても楽しめる施設となるよう構成しています。

事業主
北九州市
業務範囲
トータルメディア・丹青社 北九州市新科学館設計共同企業体:展示設計、VIデザイン
トータルメディア・丹青社 北九州市新科学館制作設置共同企業体:展示制作 
当社担当者
全体ディレクション:高橋久弥
展示企画:熊谷麻友子
クリエイティブディレクション:吉田真司
デザイン・設計:向山雄二、渡部由香、帯川裕丞
テクニカルディレクション:大野達浩、岸井景子、嶋澤拓真
制作・施工:荒若徳
プロジェクトマネジメント:中川原謙二、辻隆裕
受賞情報
「日本空間デザイン賞2022」Longlist
「第56回日本サインデザイン賞」入選・九州地区賞 ※受賞企業は(株)トータルメディア開発研究所
所在地
福岡県
オープン
2022年4月
ウェブサイト
https://www.kitakyushuspacelabo.jp/

施設外観:サインデザインのキーカラーである黄色を用いたロゴが浮かび上がり、「THE OUTLETS KITAKYUSHU」内の他施設からも目を引く

グーンとキタキュー(1F):科学・産業でグーンと発展した歴史をグーンと手を伸ばして見つけるコンテンツ

ミスタートルネード藤田哲也博士(1F):地元出身の気象学者で、アメリカで竜巻研究に貢献した藤田博士の顕彰展示

フシギとあそぼ!(2F)導入:身の回りの物をさまざまな見方で切り取った感覚的な映像と巨大振り子装置が出迎える

フシギとあそぼ!(2F):科学現象によるフシギへの入り口をアート作品なども交えて展開

音の全力疾走(2F):科学現象のダイナミックさを直感的に伝える、ビッグスケールの実験装置

スペースラウンジ(3F):スペースワールドから受け継いだ資料が並ぶ、プラネタリウムのホワイエ空間

宇宙開発コレクション(3F):宇宙が好きな人のコレクションをのぞき見するような宇宙開発史展示

撮影:株式会社 ナカサアンドパートナーズ


クリエイティブディレクション
吉田 真司

クリエイティブディレクション
吉田 真司

ミュージアムから博覧会、そしてエンターテインメント施設まで幅広い分野でのディレクションとデザインを手がける。社内外のソフト資源を横断的かつ効果的に結びつけ、企画・デザインを行うことで、施設や空間におけるコトづくりや訪れた人の心を揺さぶる新たな体験価値の創造へと導きます。

展示企画
熊谷 麻友子

展示企画
熊谷 麻友子

学生時代に音響設計とアートマネジメントを学び、丹青社に入社。博物館等の調査や計画段階から施工段階まで携わり、プランナーとして経験を積む。情報の本質が伝わる企画づくり、対話を大切にしたプロジェクト推進に取り組んでいる。

※実績紹介に記載されている情報は、掲載時点のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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