ナゴヤガーデンクリニック

商業施設内で気軽に利用できる、外来クリニックと健診センターを併設した大型医療モール

外来受付スペース：緑豊かな施設の環境に調和する木調の壁と柔らかい照明環境が解放感を創出する

事例概要

名古屋駅から徒歩圏内にある「イオンモール Nagoya Noritake Garden」内に新設された、外来クリニックと健診センターを併設する大型医療モール。ライフスタイルオフィスや大型マンションと直結する「新しい街」のかかりつけ医として地域の皆さまに寄り添い、健康を支え「安心」につながるような施設づくりを行いました。

課題/テーマ

近隣にお住まいの方や商業施設を訪れた方など幅広い層の皆さまに、日常的にご利用いただける施設とすること。

解決策/実現策

幅広い層の方々の来院を想定し、さまざまな方が気軽に立ち寄りやすい公園のような、明るく解放感のある施設をコンセプトとしました。高級感がありながらも、商業施設の雰囲気に合わせて、親しみやすさも兼ね備えたデザインとしています。外来エリアと健診エリアに分かれており、⼀部を共有エリアとして回遊できるように計画することで、効率的かつスムーズな動線を実現しました。

環境配慮設計

ユニバーサルデザイン：空間全体を使い視認性の高いサイン計画をとりいれました。

事業主: 医療法人五一六五

業務範囲: デザイン・設計、制作・施工

当社担当者: デザインディレクション、デザイン・設計：猪瀬恭志
制作・施工：奥村憲樹
プロジェクトマネジメント：島田克彦

所在地: 愛知県

オープン: 2021年10月

ウェブサイト: https://garden-cl.jp/

空間分野: ホスピタリティ空間

キーワード: 健診センター・人間ドック　医療サービス施設

エリア: 中部

エントランス：日常的にご利用いただくクリニックとして気軽に入りやすい雰囲気に

中待合スペース：木調の壁が緊張感を和らげ、リラックスして待つことができる

健診センターエリア：身体を見つめなおす"ラボ"をイメージした空間

待合スペース：健診センターエリアでは広々としたスペースに

ユニバーサルデザインに配慮したサイン計画を実施

空間全体を使い、大きく視認性の高い誘導サインや室名サインを設置した

撮影：RINO KOJIMA（ライツ撮影事務所.）

文化施設の空間づくりを経て、飲食・物販等の店舗づくり、オフィス、イベント等、さまざまな空間づくりに携わる。業種業態に関わらず、幅広い領域での課題解決型デザインを日々追求している。最近では、医療分野（クリニック、健診センター）や、スポーツホスピタリティ施設等、社会的に注目が高まっているホスピタリティ空間の設計を中心に活動している。